こんばんは。
若者が広く使用している代表的なSNSにインスタとツイッターが挙げられます。この両方のSNSにはそれぞれ、他人の投稿に対して「いいね」をすることができます。標準機能として、いいねボタンが備わっているのです。
しかし、ツイッターにおける「いいね」とインスタにおける「いいね」では、その意味合いが違っていたりします。そこで今回は、ツイッターとインスタそれぞれの「いいね」の特徴についてまとめてみました。
ツイッターにおける「いいね」
ツイッターでなされる「いいね」は、どちらかと言えば“内側に向いている”傾向が強いです。ここでいう内側というのは、「いいね」をする主体、すなわち自分自身です。
ツイッターというSNSは、もちろん他人に伝えたいことやアピールしたいことを投稿することもできますが、基本的には、ふと思い浮かんだことや何気ない感情をただ呟いていくために使われることが多いSNSです。
当然、中には、他人からの反応が欲しくてウケを狙った投稿を好む人もいますが、それはツイッター本来の目的とは少し離れています。ツイッターは、「何気なく思い浮かんだ言葉を、どうせなら人目に触れさせてみよう。そこから何かが生まれるかも。」ぐらいのノリで投稿するのが丁度いいのです。
そんなツイッターにおける「いいね」は、他人の期待や承認欲求に応えるためにあるのではなく、“自分自身”が単純に良いと思ったもの、面白いと思ったもの、共感できるもののためにあるのです。
ツイッターで自分のプロフィール画面を開くと、「いいね」のリストがすぐ開けるようになっていますよね。自分がした「いいね」を直ぐ簡単に振り返ることができるようになっているのです。
自分が「いいね」したツイートを、膨大なツイートの海から引っ張りよせて、自分のところに留めておくイメージです。まさに“内側に向いている”傾向が強いと言えるでしょう。
インスタにおける「いいね」
ここまで読んでくれた方なら察していると思いますが、インスタにおける「いいね」は“外側に向いている”傾向が強いです。ツイッターとは真逆の方向を向いているわけですね!
インスタは写真をや画像を投稿することがメインのSNSです。どうでもいい写真や画像をわざわざ撮影してシェアする人はあまりいませんよね。つまり、インスタでは、他人に見せるため、他人にアピールするための投稿がメインになります。
ここで、写真の投稿者はあるものを求めます。それこそが「いいね」なのです。インスタにおける「いいね」は、他人の投稿にリアクションを取るためのもの、もしくは、他人の投稿にリアクションをすることで、自分の投稿への見返りを求めるためのものであるのです。
インスタでは、ツイッターとは違って、自分がした「いいね」を見ることが複雑になっています。プロフィール画面からメニューバーをタップし、そこから設定をタップし、オプションから「いいね!」した投稿という項目をタップします。そこで、ようやく自分がしてきた「いいね」を見ることができます。
自分が保存するためというよりは、他人にひたすら与えるための「いいね」なのです。まさに、“外側に向いている”傾向が強いと言えるでしょう。
この記事のまとめ
ツイッターでは内向き、インスタでは外向きと、それぞれのSNSにおける「いいね」機能が持つ意味合いは若干異なっています。
僕はどちらのSNSも利用していますが、ツイッターでは滅多に「いいね」されないのに、インスタではバンバン「いいね」が飛んできてビックリした経験があります。皆さんもツイッターやインスタを利用する場合にはこの記事を参考にしてみて下さい!
最後まで見てくれてありがとうございます。