こんにちは。
毎日自分の顔を鏡で見るとき、1年前の自分、あるいは2年前の自分と比べて「老けたな」と感じることはありますか?
又は、昔から縁のある地元の友達と顔を合わせたとき、「こいつ数年前に比べて顔変わったなぁ」と感じることはありますか?
おそらく、ほとんどの人がそう感じることはないと思います。どちらかというと、自分は老けていってはいないと感じている人が多いのではないでしょうか。
それも当然で、なぜなら、人の顔はたった数年で急にシワが増えたり、輪郭が変わったり、白髪が増えたりはしないからです。数年ではそれほどの変化は滅多に起こりません。
僕自身も、たった数年で自分の顔が大きく変わったとは感じません。僕は現在大学4年生ですが、大学入学当初の自分と今の自分では、写真を見てもほとんど同じ顔です。変化したとは感じません。
ところが、たった数年でも人の顔は確実に変化しているのです。そのことを明確に示しているものがあります。それは“高校生”です。
目次
年々若くなる“高校生”
自分が確実に老けていっているということを再確認するには、“高校生”を見ればいいのです。(別に高校生でなくても中学生でも何でもいいのですが、今回は“高校生”で説明します)
電車で通学していたり街を歩いていたりすると、制服を着ている高校生は普通に見かけますよね。僕も街などで母校の制服を着ている高校生をよく見かけます。
そんな高校生を見ていると、ふとあることに気がつきました。それは、“高校生”が年々確実に若くなっているということです。
ちょっと何を言っているのか分かりにくいと思うので、説明します。“高校生”というものは年齢が決まっていますよね。基本的に“高校生”は15歳~18歳です。
いくら数十年と時が移り変わろうとも、“高校生”が15歳~18歳だということは変わらないはずですよね。ところが、明らかに“高校生”の見た目は変化しています。
これは、皆さんも実感があると思います。自分自身が小学生だった頃の“高校生”って、物凄く大人に見えませんでしたか?しかし、自分自身が大人になると、もう“高校生”を見ても大人と感じることはないと思います。
小学生の頃、ドラマなどで大人が高校生役を演じていても違和感はありませんでした。しかし、いま大人が高校生を演じているのを見ると「ちょっと無理があるな…」と感じます。
自分が老けているのではなく、周りが若くなる
つまり僕が言いたいことは、年齢を重ねていくことで自分自身が老けていると感じるのではなく、気がついたら周りがどんどん若くなっているということです。
自分自身が鏡を見て「あまり老けた感じはしないな」と思うことは基本的に無意味なことなのです。あなたが老けているのではなく、周りが若くなっているのですから。
もちろん、周りがどんどん若くなっているように見えるのはあくまで「主観」です。客観的には、自分自身が老けていっているだけです。
しかし、人間は「主観」を捨てることは絶対にできません。むしろ、僕たちの見ている世界は「主観」によるものです。世界は「主観」でできていると言っても過言ではありません。
あなたが好意を寄せるあの人も、客観視すればただの一個体ですし、単なる原子の集合体です。そう考えると、ある意味で「主観」こそが「事実」なのです。
まとめ
あなたが老けているのではなく、周りが若くなっているのです。「自分は顔変わってないかも」と思うのはあまり意味のないことです。残念ながらあなたは老けていっています。
しかし、老けていくことは悪いことではありません。誰もが経験する自然なことです。不自然に若作りをするよりは、大人しく事実を受け入れた方が気楽でしょう。
タイトルでは「怖い法則」と銘打ちましたが、むしろ、自分や友達の顔が少しずつ変化していっているということを楽しむのもアリかと思います。
最後まで見てくれてありがとうございます。