人生に地図はない

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経済的自由と幸せに生きる方法を日々模索する、社会人ブロガーによる社会系雑記ブログ

日本と「海外」を比較するのっておかしくない?

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こんにちは。

 

 

いよいよ本格的な夏が近づいてきましたね。熱中症に気をつけなければなりません。

 

 

ところで、突然ですが、皆さんはこんなセリフを耳にしたことがありませんか?

 

 

「日本は海外に比べて~だ」

 

 

これは、日本と海外を比較して物事を判断しているようなセリフです。僕の周りにも、こういった発言をする友達がよくいます。

 

 

「日本の映画なんかより、海外の映画の方が断然面白い」とか「外車はカッコいいけど日本車は微妙だよね」というように、彼らはなにかと海外に比べて日本が劣っているということを強調したがります。

 

 

映画とかドラマとか、海外のコンテンツのクオリティはとても高いですし、事実面白いものばかりです。そのためか僕の友人の多くは「日本はダサい」とか「日本は海外にかなわない」と本気で悲観しています。

 

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でも、ちょっと待ってください。日本と海外を比較するのって、よくよく考えてみると絶対おかしくないですか?

 

 

なぜなら【日本vs海外】というのは言い換えると、

 

 

【日本 vs アイスランド共和国、アイルランド、アゼルバイジャン共和国、アフガニスタン・イスラム共和国、アメリカ合衆国、アラブ首長国連邦、アルジェリア民主人民共和国、アルゼンチン共和国、アルバニア共和国、アルメニア共和国、アンゴラ共和国、アンティグア・バーブーダ、アンドラ公国、イエメン共和国、グレートブリテン及び北アイルランド連合王国、イスラエル国、イタリア共和国、イラク共和国、イラン・イスラム共和国、インド、インドネシア共和国、ウガンダ共和国、ウクライナ、ウズベキスタン共和国、ウルグアイ東方共和国、エクアドル共和国、エジプト・アラブ共和国、エストニア共和国、エチオピア連邦民主共和国、エリトリア国、エルサルバドル共和国、オーストラリア連邦、オーストリア共和国、オマーン国、オランダ王国、ガーナ共和国、カーボベルテ共和国、ガイアナ共和国、カザフスタン共和国、カタール国、カナダ、ガボン共和国、カメルーン共和国、ガンビア共和国、カンボジア共和国、ギニア共和国、ギニアビサウ共和国、キプロス共和国、キューバ共和国、ギリシャ共和国、キリバス共和国、キルギス共和国、グアテマラ共和国、クウェート国、クック諸島、グレナダ、クロアチア共和国、ケニア共和国、コートジボワール共和国、コスタリカ共和国、コソボ共和国、コモロ連合、コロンビア共和国、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、サウジアラビア王国、サモア独立国、サントメ・プリンシペ民主共和国、ザンビア共和国、サンマリノ共和国、シエラレオネ共和国、ジブチ共和国、ジャマイカ、ジョージア、シリア・アラブ共和国、シンガポール共和国、ジンバブエ共和国、スイス連邦、スウェーデン王国、スーダン共和国、スペイン王国、スリナム共和国、スリランカ民主社会主義共和国、スロバキア共和国、スロベニア共和国、スワジランド王国、赤道ギニア共和国、セーシェル共和国、セネガル共和国、セントクリストファー・ネイビス連邦、セントビンセント及びグレナディーン諸島、セントルシア、ソマリア連邦共和国、ソロモン諸島、タイ王国、大韓民国、タジキスタン共和国、タンザニア連邦共和国、チェコ共和国、中華民国、チャド共和国、中央アフリカ共和国、中華人民共和国、チュニジア共和国、朝鮮民主主義人民共和国、チリ共和国、ツバル、デンマーク王国、ドイツ連邦共和国、トーゴ共和国、ドミニカ共和国、ドミニカ国、トリニダード・トバゴ共和国、トルクメニスタン、トルコ共和国、トンガ王国、ナイジェリア連邦共和国、ナウル共和国、ナミビア共和国、ニウエ、ニカラグア共和国、ニジェール共和国、ニュージーランド、ネパール連邦民主共和国、ノルウェー王国、バーレーン王国、ハイチ共和国、パキスタン・イスラム共和国、バチカン市国、パナマ共和国、バヌアツ共和国、バハマ国、パプアニューギニア独立国、パラオ共和国、パラグアイ共和国、バルバドス、パレスチナ国、ハンガリー、バングラデシュ人民共和国、東ティモール民主共和国、フィジー共和国、フィリピン共和国、フィンランド共和国、ブータン王国、ブラジル連邦共和国、フランス共和国、ブルガリア共和国、ブルキナファソ、ブルネイ・ダルサラーム国、ブルンジ共和国、ベトナム社会主義共和国、ベナン共和国、ベネズエラ・ボリバル共和国、ベラルーシ共和国、ベリーズ、ペルー共和国、ベルギー王国、ポーランド共和国、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ボツワナ共和国、ボリビア多民族国、ポルトガル共和国、ホンジュラス共和国、マーシャル諸島共和国、マケドニア共和国、マダガスカル共和国、マラウイ共和国、マリ共和国、マルタ共和国、マレーシア、ミクロネシア連邦、南アフリカ共和国、南スーダン共和国、ミャンマー連邦共和国、メキシコ合衆国、モーリシャス共和国、モーリタニア・イスラム共和国、モザンビーク共和国、モナコ公国、モルディブ共和国、モルドバ共和国、モロッコ共和国、モンゴル国、モンテネグロ、ヨルダン・ハシミテ王国、ラオス人民民主共和国、ラトビア共和国、リトアニア共和国、リビア、リヒテンシュタイン公国、リベリア共和国、ルーマニア、ルクセンブルク大公国、ルワンダ共和国、レソト王国、レバノン共和国、ロシア連邦】

 

 

ということですよ、皆さん。海外と一言で言えますが、それってようするに日本以外の全ての国ということです。サラッと日本と海外を比較する人は、おそらくこの自覚がないのだと思います。

 

 

日本に勝ち目はない

 

もう分かるかと思いますが、日本と海外を比較する限り、日本に勝ち目はありません。あるコンテンツで日本と海外を比べるとなると、日本は日本の中だけですが、海外は海外で最も優れている物を取り出すことができるからです。

 

 

例えば「映画」というコンテンツで日本と海外を比べるとなると、海外にはハリウッド映画をはじめとした優秀な映画が山ほどあります。それに対して日本国内だけの映画を比べったって、勝てるわけがありません。

 

 

車に関してもそうです。外車=カッコいい と考えてしまうのは、海外(日本以外の全ての国)で最もカッコいい洗練された車を持ち出して比較しているからです。

 

 

日本vs海外という比較の中で日本が勝つには、日本が世界一になるしかないのです。もちろん日本にだって世界一のコンテンツは沢山あります。しかし、全てのコンテンツで世界一になることなど絶対にできません。

 

 

むしろ当たり前ですが、“世界一でない分野”の方が圧倒的に多いです。海外と比較している限り、99%のコンテンツで日本に勝ち目はないのです。

 

 

日本を客観視しよう

 

日本と海外を比較することほど、無意味なことはありません。なぜなら、どの国にもそれぞれに長所・短所があるからです。

 

 

例えば、日本の大学の学費は非常に高いと言われています。だからといって、海外の学費は安くて素晴らしいというわけではありません。

 

 

大学の学費が安い国は、その費用を税金で賄っているのです。つまり、税金がかなり高いということになります。すべては一長一短なのです。

 

 

ちなみにですが、アメリカの私立大学の平均学費は、日本の私立大学の平均学費よりも遥かに高いです!アメリカの私立大学に通うには、毎年200万円では済まないそうです。

日本は高い? 大学の授業料が世界で最も高いのはアメリカ —— OECD調べ | BUSINESS INSIDER JAPAN

 

 

雑に日本と海外を比較するのではなく、日本は世界的に見てどのくらいの位置にいるのだろう、ということを正確に知るべきです。

 

 

そうすれば、決して日本が劣った国だとかダサい国だとは思わなくなるはずです。もちろん、本当に遅れていることもありますが、日本が世界をリードしている分野は沢山あるのです。

 

 

まとめ

 

日本と海外の比較を持ち出して「日本より海外の方が良い!」と軽率に決めつけることはやめましょう。

 

 

また、比較することは良いですが、それで日本が「遅れている」とか「ダサい」と感じる必要も全くありません。

 

 

海外と日本を比べるのなら、日本の立ち位置を正確に把握するようにしましょう。

 

 

 

最後まで見てくれてありがとうございます。