人生に地図はない

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【意外】ケント・ギルバード氏も絶賛!日本が地理的に恵まれている理由をまとめてみた。

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ロッキー山脈やグランドキャニオンなど、日本とは比較にならないほどの広大な国土や自然を持っているアメリカ合衆国。そんなアメリカと比較してしまうと、日本の地理は魅力が乏しい国であると感じてしまう方も多いのではないでしょうか。

 

ところが、私達が住んでいる日本という国の地理は、実は多くのアメリカ人から見てとても魅力的で羨ましがられているポイントが多く存在するのです。そのことは、親日家として有名なアメリカ人、ケント・ギルバードさんもその著書で述べています。

『私が日本に住み続ける15の理由』|感想・レビュー - 読書メーター

 

そこで今回は、日本の地理のどういった点が魅力的で恵まれているのかということについて解説していこうと思います。是非最後までお付き合い下さい!

 

目次

 

あらゆる要素が揃っている

日本という国はアメリカや中国、ロシアなどの周辺国と比べてそれほど大きい国というわけではありません。しかし日本には、小さい国土ながらあらゆる要素が凝縮され揃っているのです。

 

例えば、東京のような高層ビルが建ち並ぶ近代的な街並みもあれば、京都や奈良のような歴史の古い街並みもあります。列島各地に文化遺産がありますし、知床や屋久島などの手つかずの自然も数多残されています。

 

次章で詳しく述べますが、日本は流氷とサンゴ礁の両方を国内で見ることができる非常に珍しい国でもあります。綺麗な海や山・川が豊富で、登山もスキーも海水浴もラフティングも盛んです。火山による列島各地の温泉も人気ですよね。

 

日本海側は世界的にみても有数な豪雪地帯となっていて、海外からも観光客が押し寄せるほどです。沖縄や瀬戸内海、小笠原諸島などは大小さまざまな離島や無人島が人気を集めています。

 

このように、日本という小さい国土には実に様々な地理的環境が揃っていて、国内だけで色々な経験ができる環境となっています。これは世界的にみても非常に珍しく、実に恵まれた地理であると言えます。

第1回 世界一の「豪雪国」、日本の現実 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

 

流氷とサンゴ礁が見れる国はたった〇ヵ国!?

世界には日本よりも広大な自然がある国や、非常に面積の大きい国など様々な国家が存在しています。そんな広い世界でも、実は、同じ国内で流氷とサンゴ礁が見れる国は日本とアメリカのみだと言われています。

 

例えばロシアは、その広大な領土のあらゆる場所で流氷を見ることができますが、サンゴ礁の海はどこにもありません。長年、不凍港を求めているぐらいの国ですからね。中国も日本より領土が広いですが、北に海はありません。そのため流氷を見ることはできないのです。

 

そもそも、流氷を見れる国自体がそれほど多くありません。北極や南極に緯度が近い国に限られますからね。そこに該当する国々で、かつサンゴ礁が見れるほどの暖かい緯度にも領土がある国は、世界広しといえどごく僅かなのです。

 

さて日本はどうでしょう。北海道では冬になると、オホーツク海岸に美しい流氷が現れます。この流氷を見るために近隣諸国から観光客が押し寄せたりしています。一方で南の沖縄や南西諸島では、海の中に美しいサンゴ礁を見ることができます。

 

アメリカでも、北の飛地であるアラスカ州に行けば流氷が見れますし、ハワイまで行けばサンゴ礁を見ることができます。このように日本とアメリカは、同じ国内を旅しながら、両方の美しい自然を鑑賞することができる希少な国なのです。

アファンの森とは - C.W.ニコル・アファンの森財団

 

山にも海にも日帰りで行ける奇跡の国

日本ではどこに住んでいようと、その国土の大部分の地域で、海にも山にも日帰りで気軽に旅行に行くことができます。それは大都会・東京も例外ではありません。

 

実際に僕も都内に住んでいますが、車で1,2時間ほどドライブをすれば千葉の九十九里浜や神奈川の茅ヶ崎海岸にすぐに行くことができますし、電車を1時間ほど乗れば高尾山や筑波山などの景色の綺麗な山に登山に行くことができます。

 

そのため、日本人は海にも山にもどちらも行ったことがあるという人がほとんどでしょう。ところがこれは世界的には標準的な話ではありません。アメリカ人で海にも山にも両方行ったことがあるという人は結構少ないようなのです。

 

アメリカは広大ですから、例えば内陸の州に住んでいる家族がビーチへ行こうとなると、飛行機のチケットを予約して、1週間前後のまとまったお休みを取る必要があります。

 

平原の広がるダラスという街で住んでいる人が山へ登山をしたい場合は、やはり飛行機のチケットを予約して相当な長期休暇を確保する必要があります。山にも川にも数日で気軽に行けるというアメリカ人は、全体のごく一部なのです。

 

そもそも世界には海自体が無い国が多数あります。逆に、西ヨーロッパのように山が全く存在しないエリアもあります。そう考えると、世界有数の大都市・東京に住む家族が、週末に気軽に山にも海にも行けるという事がいかに恵まれていることかが分かりますね。

 

この記事のまとめ

 

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日本は、国土が小さいながらも海や山、歴史的な街並みや離島に大都会など、あらゆるレジャー要素がギュッとコンパクトにまとめられた素晴らしい地理的条件を持つ国です。

 

このブログの管理人である僕は、学生時代まで日本は退屈な国だと思っていました。しかし、大人になって世界を見て色々な知識が付いた今、それは間違いだったと気がつきました。

 

小さい頃に親に連れられて行ったあまり印象に残っていない観光名所も、大人になって再度訪れるととても感動することがあります。

 

京都なんて学生時代に行っても何も感じませんでしたが、大人になって行ってみると、歩いているだけで楽しい気持ちになりました。

 

四国と本州を結ぶ瀬戸大橋など、学生の頃は何も思いませんでしたが、最近見に行ったときはあまりの巨大さに「スゲ~~!!」と友人と一緒に叫んでしまいました(笑)

 

観光面で地理的に非常に恵まれ、おまけに治安も良く、食べ物も美味しい日本。皆さんもまだ知らない日本を満喫してみてはいかがでしょうか。

 

最後までお付き合い下さりありがとうございます。