皆さんは、営業時間や周りの人を気にせずバーベキューをやりたいと思ったことはありませんか?僕もバーベキューが大好きで、中学時代の友人と毎年2回ほど集まってバーベキューをやります。
しかし、一般的なバーベキュー会場だと同じ利用客で混雑していたり、営業時間があってそう長くゆっくりできなかったりします。空いていて、かつ長時間ゆっくり長居できる会場はないものか。そんな長年の悩みを今回解決することができました!
僕達が今年のバーベキュー会場に選んだ場所。それは、使わなくなった田舎の古民家です。結論から言うと、過去最高に楽しむことのできたバーベキューとなりました。今回はそんな古民家バーベキューの詳細や感想についてまとめましたので、是非最後までご覧下さい!
古民家でのバーベキュー
今回僕らが会場に選んだのは、千葉県の山の中にポツンとある、まるでポツンと一軒家にでてきそうな古民家です。周辺に家は無く、古民家自体も空家となっているため、誰にも迷惑を掛けることなく、夜通しバーベキューを楽しむことができました。
一体どうやってそんな素敵な会場を見つけたのかというと、実は、バーベキューメンバーの友人のお母様の実家を利用させて頂きました。その友人が親に交渉をしてくれて、もう誰も住んでいない空家だからと簡単に許可を貰えたのです。
空家といっても人が住まなくなったのは数年前で、建物自体は問題なく、簡単な掃除をするだけで大丈夫でした。ガスは通っていませんでしたが、電気と水道は事前に開栓してもらったので、1泊するだけなら何も問題ありませんでした。
朝の準備と会場設営
食材は前日の夜に肉のハナマサで調達し、バーベキュー道具は一式持っている友人から借り、椅子やテーブル、お酒やお菓子は各々が持ってくるというスタイルで準備が始まりました。
朝一から動けるメンバーは早朝に現地に到着し、部屋の中の清掃作業に取り掛かりました。ネズミのフンやクモの巣、ほこりなどを取り除き、人が寝泊まりできるぐらい綺麗にしてもらいました。
そこから会場設営(といっても肉焼きグリルと食材を開けるだけ)を終え昼に来る陣営や仕事終わりに来る陣営を待ちながらグダグダとバーベキューがスタートしました。
著者の僕は夜から合流
バーベキュー当日は僕は仕事があったため、夜からの参戦となりました。車で向かって会場に着いたのは夜20時頃でしたが、朝から集まっていたにも関わらず、僕が到着した際もメンバー達はお酒を飲みながら盛り上がっていました。
10人ほどのメンバーが集まりましたが、古民家の中でテレビを見たりゲームをしたり、グリルの周りに集まって肉を食べたり、ちょっと民家から離れて天体観測に行ったりと、皆各々楽しそうに過ごしていました。
一通りの肉を食べ終えると、牧を集めて焚火をすることにしました。火を着け始めたときには、自然とメンバーが全員がぐるっと焚火を囲む形で集まりました。その後、焚火をボーっと眺めながら5分ほど沈黙が続きました。
いつも騒がしいあのメンバーが10人も集まっているのに、5分以上も沈黙が続いたのは奇跡だと今振り替えって感じます。焚火にはそれほどの魅力があるのだと思います。
BBQ中の様子
結論、天国みたいな環境でした
古民家でのバーベキューは初めての経験でしたが、正直環境が天国過ぎて、もう普通のバーベキュー会場には行けないと思ってしまいました。
他の客も居ないし、時間を気にせず遊べるし、寒くなったら暖房の効いた室内があり、テレビゲームもできる。会場代や駐車場代、設備代も掛からず費用も格安。もう文句が一切ありませんでした。
注意点としては、山奥だったのでコンビニやスーパーが遠いことぐらいですかね。ただ時間が沢山あったので、お酒を飲んでいないドライバーが1人いればそうした問題は解決します。
平成30年度の調査によると、日本全国の住宅の13.6%が空家となっているようです。今後は、そうした地方の空家をいかしたレジャーが主流になっていくと確信しました。
この記事をご覧下さった皆さんも、バーベキューをする際には誰か地方に空家を持っている人がいないかを探してみてはいかがでしょうか。最後までお付き合い頂きありがとうございました!