こんにちは。雑記ブログ「人生に地図はない」を運営しているブロガーのYS(ワイエス)です。
私事ではありますが、2021年1月から人生初の一人暮らしを始めてちょうど1年ほどが経過しました。初めての一人暮らしでは、実際に人の話を聞くだけでは分からなかったような、自分で経験してみてこその学びや気づきが沢山ありました。
そこで今回は、僕自身のこの1年間の経験を基に、初めて1人暮らしをする方に向けて事前に知っておくべき注意点やポイントなどを3つ紹介していこうと思います。ぜい最後までお付き合いください!
目次
①「家賃は収入の1/3が目安」は間違い
家を借りる際によく言われているのが「家賃は収入の1/3が目安」というものです。これはある意味では正しいのですが、世間では間違って解釈してしまっている人が非常に多いのではと感じます。
例えばボーナス込みで年収300万円の方の場合、年間家賃が100万円、つまり月々の家賃が8万3,000円程度のお部屋が「収入の1/3」の家賃ということになります。不動産屋でも、この基準を目安に物件をオススメされる場合が多いでしょう。
ですが、税金や食費・日用品など日々の出費のことを考えると、年収300万円で家賃8万円以上の物件を借りてしまうと、貯金や投資などに充てる十分なお金を残すことが非常に難しくなってしまいます。
家賃は収入の1/3というのは、これはあくまで“賃貸借契約をする際の保証会社の審査が通る基準”であって、必ずしも自分自身にとって心地の良い金銭基準ではないということは心に留めておきましょう。
ちなみに僕が推奨する心地よい年間家賃の水準は「年収の1/4」だと考えています。たとえば年収が300万円の方の場合、月々の家賃が6万2,000円ほどになります。このぐらいであれば、ある程度貯金もできますし、急な出費にも比較的対処しやすくなります。
②家事はそれほど大変ではない
掃除に洗濯、日用品の交換など、一人暮らしにはありとあらゆる膨大な家事が付きものです。この家事の大変さや煩雑さを恐れて一人暮らしになかなか踏み切れないという方もいらっしゃると思います。
しかし、これは僕自身も意外だったのですが、一人暮らしの家事はそれほど大変ではありません。子どもの頃から母親が日々家事をする様子を近くで見ていると「家事ってとても大変だ」と思うかもしれませんが、それは家族全員分の家事を担っているからです。
一人暮らしの場合だと、当然ですが家事の負担も激減します。たとえば僕の場合だと、洗濯を回すのはまとめて10日に1回ほどですし、掃除は週に1回くらいで十分ですし、部屋も小さいのでそれほど大変ではありません。
日用品の入替や買替も、一人暮らしだとかなり頻度が少なく済みます。僕はトイレットペーパー1ロールを1年前の入居時に買いましたが、いまだに幾つか残っています。シャンプーも1回しか買い替えてませんし、ゴミ出しも2週間に1回ほどで済みます。
唯一、料理だけは非常に手間や時間が掛かって大変ですが、冷凍食品やご飯を炊き溜めておくことである程度負担は軽減できます。最悪、外食をしてしまえば手間は全く掛かりません。
③自分に必要・不必要なものは意外と分からない
一人暮らしを始める際には色々な家具・家電を揃えると思いますが、その後、いざ新生活を始めると「これは要らなかったな」というものが続出するケースがあります。
僕が一人暮らしを始めたときも、最初はネットなどで「一人暮らしに必要なものリスト」を参考に家具や家電を買い揃えていきました。その際に、リストにあった電気ポッドを購入してキッチンに置いているのですが、入居以来1回も使っておりません(笑)
温かいお湯を手っ取り早く準備するには、鍋に水を入れガスレンジで沸騰させる方が手頃で楽だからです。
また、絶対に必要だと思っていたものが意外と無くても困らなかったなというものもあります。その代表格がテレビと洗濯機です。僕の家にはいまだにテレビと洗濯機がありませんが、全く困っておりません。
個人的にはテレビが無くてもNetflixやYouTubeが見れれば満足ですし、洗濯に関しては家のすぐ近くに安いコインランドリーがあり、そこで乾燥まで終わらせられるので、良い洗濯機を買うコストと比較しても十分コスパが良いと判断しました。
この記事のまとめ
今回の記事で抑えたいポイントを簡潔にまとめると下記3点となります!
- 家賃は収入の1/3ではなく1/4ぐらいがベスト
- 家事の大変さをそれほど恐れる必要はない
- 自分にとって本当に必要なものを事前に熟考しよう
これから一人暮らしをする際にぜひとも参考にして頂ければ幸いです。最後までお付き合い下さりありがとうございました。