人生に地図はない

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経済的自由と幸せに生きる方法を日々模索する、社会人ブロガーによる社会系雑記ブログ

法事で死にかけた話

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こんばんは。

 

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先日、地元のお寺で祖母の法事に行ってきたのですが、僕はそこで命の危険を感じる出来事に遭いました。大袈裟かもしれませんが、下手したら死んでいたかもしれません。それだけ、危ない目に遭ったのです。

 

一体、何が起きたのか。単刀直入に言いますと、法事で熱中症になりました!めまいとガンガンの頭痛、吐き気に襲われて、立っていることができなくなりました。幸い、症状は重くならなかったのですが、本当に命の危険をヒシヒシと感じました。

 

メディアでは連日のように熱中症注意報が出ており、僕自身も日ごろから警戒していました。なのですが、想定外の悪条件が重なり今回のような出来事が起きてしまいまいた。

 

 

目次

 

 

想定外の悪条件

 

今回は祖母の法事ということで、服装は真っ黒のスーツでした。上はシャツとワイシャツの長袖、そして上着の合計3枚を着ていました。つまりは、超厚着ということです。

 

このクソ暑い季節にバリバリの正装厚着ですから、当然のように地獄です。しかし、法事の法要は基本的にお寺の屋内で行われます。なので大丈夫だろうと思っていました。

 

ところが、なんと、お寺の本堂にはエアコンが設置されていなかったのです!本堂は、窓が開け放たれていて、扇風機が両端に2台、弱々しく稼働しているのみでした。

 

本堂の中には、熱の塊が立ち込めているような感覚でした。入った瞬間、息苦しさを感じました。それまで待機していた部屋にはエアコンが着いていたので、なおさらギャップが大きく感じられました。

 

そんなサウナのような本堂で待つこと10分、住職がやってきてお経を読み始めました。もう帰りたい気持ちでいっぱいでした。法要の最中は、以下の状況でした。

 

エアコンなし + 人混みの熱気 + お焼香による熱気 + ロウソクによる熱気 + 扇風機の風が当たらない席 + 超厚着 + 水分なし = 地獄地獄地獄

 

この状況で僕は、50分近い時間を耐えました。背中を伝い落ちる大量の汗や、皮膚にまとわりつく熱風が、一秒でもいいから止まってくれ!ということをずっと考えていました。

 

 

無事、熱中症発症

 

お経がとまり、法要が終わる頃には、僕はガンガンの頭痛に襲われていまいた。その場は何とか耐え、遺骨を納めるためにお墓まで歩いて向かいました。

 

お線香をあげ、一通りのことを済まし車に乗り込むと、僕はもう限界でした。めまいや吐き気が酷く、立ち上がる気力が出ませんでした。そのまま車に倒れ込むと、親の運転で自宅へと向かいました。

 

なんとか自宅に着くと、頭が割れる一歩手前ほどの頭痛に耐えながら、ソファーに倒れました。親は救急車を呼ぼうとしていましたが、意識だけはハッキリしていたので、大丈夫だと断りました。

 

冷えピタを貼って、エアコンの効いた部屋で寝ていると、少し体調が良くなってきました。しかし、法要の後に予約していたお昼ご飯(おひとり3000円)には参加することができませんでした。とてつもないムダとなってしまったのです。

 

 

まとめ

 

今回僕は、伝統や慣習といったものに殺されかけました。そりゃあ、伝統を受け継いで続けていくことも大事ですが、それによって苦しむ人が出てくるのなら、それはまた違うんじゃないかなということを、今回の体験から感じました。

 

もちろん、今回の出来事は僕の不注意もあったのかもしれませんが、やはり、この尋常じゃない暑さの季節に、真冬並みの服装をしていかなければならないというのは、少し改善する余地があるのではないでしょうか。

 

2年後の7月には東京オリンピックが控えています。個人的には、開催月をもう少し涼しい季節に移すべきだと僕は思います。7,8月は危険と呼ばれるほどの暑さなのですから、スポーツどころではないはずです。

 

実際に、日本各地で、暑さのため中止するお祭りや行事が相次いで発生しています。東京オリンピックでどういう決断が取られるか、それ次第で、今後の日本社会の“慣習”に対する流れが変わってくるのではないでしょうか。

 

 

 

最後まで見てくれてありがとうございます。