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電車に遅延は付きもの。日本社会の息苦しさと電車の正確さについて

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11月14日、南流山駅に着いたつくばエクスプレス線の下り電車。この電車があるミスを犯し、鉄道会社がホームぺージで謝罪をしました。

 

そのミスとは、定刻より20秒早く出発してしまったということです。本来9時44分40秒発車する予定だった電車が9時44分20秒に発車してしまったとのこと。

 

このことについて、イギリスBBCをはじめ、様々な海外メディアが驚きをもって報道するということになりました!

www.bbc.com

 

僕が見た範囲だと、日本の電車がいかに正確かということと共に、謝罪を非常に重んじる文化、と少し皮肉が入ったような報道がされていました。

 

日本の電車がとても正確というのは、海外ではとても有名らしく、日本旅行をする際、電車の正確さを確認するということが一つのエンターテインメントとなっているようです。実際、YouTubeに動画を上げている外国人の方が多々いらっしゃいます。

 

僕は以前、韓国ソウルの地下鉄に乗ったのですが、韓国では電光掲示板に時刻が表示されていませんでした。時刻表自体は存在するのですが、電光掲示板には行き先が書かれているだけです。時刻など気にしなくても数分おきに電車は来るので、正確な時刻をそこまで気にはしませんでしたが、やはり違和感がありました。日本の電車に慣れ過ぎたからでしょうか。

 

たしかに、秒単位の緻密な時刻表で正確に動く日本の電車は素晴らしいと思います。鉄道会社と運転士の惜しみない努力の賜物です。しかし、本当にそこまで正確にする必要はあるのでしょうか。

 

僕はむしろ、この正確さが日本社会を息苦しくしてしまっている気がします。

 

電車というのは非常に繊細な乗り物です。東京だけでも一日何百万人という利用者、同じレールの上を一定間隔で走る何十本という電車。いくつもの複雑に絡み合う路線。そして数え切れないほどの信号機や踏切などの設備。そのどれか一つが狂っただけでも、大きな影響を与えます。

 

鉄道会社側に不備がなくとも、乗客側に何かあっただけでも電車は止まります。むしろ、その方が割合としては大きいと思います。何百万人という人が利用するのですから。そんな状況で、これだけ正確に運行できているのは神業です。5分くらいの遅延など、起きて当然なはずですから。

 

しかし、5分遅れただけで鉄道会社側は謝罪を繰り返します。しかも、正確な運行に慣れ過ぎた日本人の中には、5分遅れただけで文句を言う人がいます。「ふざけるな」「迷惑だ」など強くあたります。

 

普段があまりにも正確過ぎるために、それを当たり前、当然のことだと思い、遅延した時には非難の声が飛び交うのです。そして、電車の正確さが日本社会の至る場面で持ち出されます。こうして、日本社会全体が、時間に厳しい、息苦しい空間になってしまっているのです。

 

僕は、5分、10分程度の遅延なら、謝罪する必要はないと思います。ただただ「今この電車は5分遅れで運行しています」と、状況だけ伝えてくれればそれで満足です。遅延するのは当たり前のことだからです。

 

当たり前のことなのにわざわざ誤っていたら、それ(5分程度遅延すること)は当たり前のことではないという認識になってしまいます。

 

僕ら利用する側も、遅延するかもしれないということを見越して、早く家を出ればいいのです。ギリギリに出る方が悪いです。電車は遅れない。遅れたら電車が悪い。息苦しい社会を変えるために、そういう考えはやめましょう。

 

一人一人が、そういう意識を持てば、日本社会の息苦しさはなくなるはずです。この記事を見た方。これからは、時間通り電車が来たら感謝の気持ちを持ちましょう!僕もこれからは感謝の気持ちを持ってみます!

 

 

最後まで読んでくれてありがとうございます。