こんにちは。雑記ブログ「人生に地図はない」を運営しているブロガーのYS(ワイエス)です。
「それって何が楽しいの?」
誰かの趣味や好きなことを見て、ついそう思ってしまうことってありませんか?例えば僕の場合、「釣り」。正直まったく興味がなく、「何が面白いんだろう?」とずっと不思議に思っていました。でも最近、それって全部自分のせいだったんじゃないかと強く思うようになりました。
なぜ「つまらない」と感じるのか──。それは結局、自分がそのことについて「知らない」から。もっと言えば、「知ろうとしていない」から。つまり、「つまらない」は自分の知識不足、理解不足が主たる原因なんです。
サウナがキッカケだった
僕がそれに気づいたきっかけは「サウナ」でした。大学生の頃、サウナ好きの友達がいたのですが、正直まったく理解できませんでした。「わざわざ暑くて息苦しい空間に入って、冷たい水風呂に入るなんて、なんでそんな苦行みたいなことを好んでやるんだ?」と、バッサリ切り捨てていました。
でもその友達の話をちゃんと聞いて、「整う」という感覚のことを知り、少し興味が湧きました。それで一度、自分でもちゃんと試してみようと思い、新たな気持ちでサウナに行ってみたのです。すると、少しだけ「あ、これかも」と思える瞬間がありました。そこからはもう、沼でした。
サウナに関する知識を深めるたびに、グッズのこと、健康効果、施設の魅力など、どんどん新しい発見がある。知れば知るほど面白くなる。あんなに「意味不明」と思っていたものが、自分の中で楽しいものに変わっていきました。
日本史も同じだった
もう一つ、学生時代に受けた日本史の授業でも同じことを感じました。
「豊臣秀吉の刀狩令」──その言葉だけだと「あー、小学生の頃に教えられるアレね」で終わってしまいそうな内容です。実際に僕も、その歴史的事実を小学生の時に知ってから高校生になるまで、そのような認識でした。
あるとき、この「豊臣秀吉の刀狩令」が「人類史上初の本格的な軍縮とも言える」と話している人に出会い、一気に興味が湧いたんです。さらにこれは、「国家的な銃規制の成功例」という見方もあると知り、さらに興味が湧きました。
現代の社会問題である銃規制が、実は何百年も前の日本ですでに行われていた。そう聞くと、急にその出来事が「現代にも繋がる非常に歴史的な意義のある出来事だ」と感じるようになりました。
さらにそこから、「日本はかつて世界最大の銃大国だった」という別の見方にもつながっていって、少し興味を持って知識を深めるだけで、まったく別の世界が見えてくるようにもなっていったのです。
「つまらない」は、自分の見方次第
結局、どんなことも「つまらない」と思うかどうかは、自分のマインド次第です。興味がないのではなく、興味を持つ準備ができていないだけとも言えます。理解できないのではなく、理解しようとしていないだけ。そう思えるようになると、世界の見え方がガラッと変わっていきます。
「自分とは関係ない」と思っていた世界にも、自然と足を踏み入れられるようになります。それが、小さな好奇心の積み重ねで、日々の「面白い」がどんどん増えていくコツなのだと思います。
最後に
何かが「つまらない」と感じたときは、ちょっと立ち止まってみてください。それは本当に「つまらないもの」なのでしょうか?それとも、まだ「自分が知らないだけ」なんでしょうか?世界はきっと、あなたの好奇心を待っているはずです。
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