こんにちは。雑記ブログ「人生に地図はない」を運営しているブロガーのYS(ワイエス)です。
皆さんは、昔見た映画やアニメ、漫画などの中で、なぜかずっと心に残っているシーンってありませんか?私はあります。それは、アニメ映画『イノセンス』のあるワンシーンです。
登場人物2名が乗り物の中で会話をしているシーンなのですが、その会話の様子がとても印象的でした。彼らはまるで偉人の名言やことわざを自然に口にしながら、非常に知的なやり取りを交わしていたのです。まるで本当に博識な人たちが、知性を競い合うように会話をしているようでした。
しかし、実はそうではなかったのです。彼らは、その場で検索をしながら話していたのです。この作品は未来の世界が舞台になっているので、現代のようにスマホを手に取って検索するのではなく、脳に埋め込まれた未来的なデバイスで情報を得ていたようです。作中ではその仕組みについて深くは語られていませんでしたが、むしろそれがかえって印象的でした。
そして、私は「これはきっと現実になる」と感じました。今の私たちはまだスマホやPCで検索するのが主流ですが、すでにスマートグラスのような技術も登場してきています。それが進化すれば、コンタクトレンズ型や脳に直接埋め込む形のデバイスになるかもしれません。そうなれば、見た目はただ前を見ているだけで、実際はこっそりと検索をしながら会話をする、そんな未来がやってくるでしょう。
会話の最中に、相手の話に最適な単語や引用をその場で調べ、知的なやり取りを自然に行う――そんな時代がすぐそこまで来ているのかもしれません。私があのシーンをずっと忘れられないのは、きっと「これは本当に未来で現実になる」と、心のどこかで確信したからだと思います。
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