皆さんこんばんは。だいぶ寒い季節になってきました。そろそろ大学受験を控えた高校生たちは本番を意識し始める時期ですね。
僕も受験生だった頃は、この時期には受験勉強に本腰を入れて取り掛かっていました。
しかし、勉強に集中しようとすればするほど無駄だと感じることが一つありました。今日はその話をしていこうと思います。
僕は受験勉強をするにあたって“高校”が本当に無駄だと感じていました。
たしかに1年2年と授業で勉強を教えてくれたことには感謝しています。しかし受験期の高校は僕にとって邪魔でしかありませんでした。
僕の高校では3年次になると時間割に自習という時間が現れます。
ほとんど全生徒が大学受験をする高校であったので、各自が勉強を進められるようにと設けられていました。
一日1コマで、だいたい週に5,6コマの自習時間がありました。
ただ問題は、この自習時間が50分区切りということです。
通常の授業の時間進行と同じなのです。これは過去問を解くにはあまりに不便でした。
センター試験では、英語や国語の問題は80分、その他の教科は60分の時間を使って解くように作られています。丸つけや見直し等を含めると到底50分では収まりません。
時間を測って丸々過去問を解くのにこの自習の時間は適していませんでした。
さらに基本的に教室の外へ立ち歩くのは禁止だったので、分からない部分を教師に聞きに行くこともできません。
ケータイの使用も禁止であったため、調べることもできません。
自分のペースで勉強をするために設けられているはずの自習時間が、僕にとっては不自由極まりないものでした。
さらに高校では3年次になっても受験で使わない教科が授業で行われます。
私立文系志望であった僕にとって化学や数学の授業など本当に無意味なものでした。体育や芸術といった授業も受験期になるまで行われていました。
カリキュラム上しょうがないことだとは思うのですが、やはり無駄としか思えません。
さらに古典の授業が週に5コマもありました。これは日本史とほぼ同じ回数です。
古典というのはセンター試験でも大学入試でも点数の配分が少なく、コスパが悪い教科です。
僕は、古典はほぼ捨てる方針で勉強を進めていたので、週に5コマもの古典の授業は、僕には非常に負担となっていました。
さらに通学の問題もあります。
僕は高校まで自転車で40分かけて通っていました。40分という時間は地味に長いです。
しかも自転車を漕いでいる間は他に何も作業ができません。
電車通学だと単語帳を眺めたり、参考書を読んだりできますが、自転車だと一切できません。
僕の高校では電車通学者が大多数だったので、彼らが本当に羨ましかったです。
以上の点で僕は高校の存在が本当に無駄であると感じていました。
なので僕は、高校をサボりまくっていました(笑)
最初は週に数日でしたが、受験が近づくにつれ、どんどん行かなくなっていきました。
もちろん遊んでいたわけではありません。
僕は映像授業で有名な某予備校に通っていたので、そちらに通っていました。
家から自転車で10分なので高校よりも圧倒的に近いです。
さらに世間では学校で授業が行われているため、予備校内は人が少なくて快適でした。
その予備校は、大学生スタッフが朝早くから開けてくれるため、学校の始業時間よりも早い時間から自習をすることができました。
過去問も参考書も予備校の方が充実していたため、僕は学校のことを完全に忘れずっと予備校にお世話になっていました。
余談ですが、僕と同じく、高校をサボり予備校に来ていた隣のクラスのS君という人がいました。
この勉強スタイルをすることで彼と友情が芽生えました(笑) 大学は別々ですが、彼とは今でも会っています。
僕の当時のクラスメイトには「学校本当に無駄だわ」とぼやいている人が多くいました。
しかし、そうぼやいていた人達は律儀にも毎日休まず学校に通っていたのです。
受験期、学校を休みがちになる人など滅多にいなかったので無理もないです。
人と違うことをするにはかなりの勇気がいります。
僕も正直最初は不安でした。けれど、あのまま周りに合わせて高校に通うスタイルを続けていたら、僕は絶対に今の大学には入れていませんでした。
今となっては当時ああいう行動をして本当に良かったと感じています。
これから受験勉強を控えているという皆さん、勉強をするにあたり無駄だと感じたものは徹底的に排除していきましょう。ときには思い切った行動も必要です。
今回とても偉そうな感じの話になってしまいましたが、要するに一番伝えたいことは、勉強するなら自分に合うスタイルを貫いて下さい。ということです。
最後まで読んでくれてありがとうございます。