人生に地図はない

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経済的自由と幸せに生きる方法を日々模索する、社会人ブロガーによる社会系雑記ブログ

就活を契機に、今後の人生(ライフ)を本気で考える

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こんにちは。

 

 

「就活」という今後の人生に関わる重要な分岐点に立った今、改めて自分の人生の今後について真剣に考えてみようと思います。

 

 

僕は現在、就職活動をしています。毎日毎日スーツを着て東京中を駆け巡ったり、家に帰ったら適性検査の勉強をしたり、エントリーシートや履歴書を書いたり、毎日くたくたになっています。

 

 

それで結果が出ていればいいのですが、現実はそう甘いものではなく、未だ思うような進捗状況ではありません。いつまでこれを続けなければならないのだろう。そう不安になることが多々あります。

 

 

そう思うようになって最近、一度立ち止まり考えてみることにしました。

 

 

僕はいま、なぜ就活をしているのだろう、と。

 

 

 

なぜ就活をするのか

 

就活をする理由。それは当然“会社に就職するため”です。就活をすることで成績が上がるわけではありませんし、楽しいからやっているわけでもありません。

 

 

会社に就職するために、就活をしているのです。当たり前のことですよね。ところが不思議なことに、僕は別に会社に入りたいわけではないのです。自分の心にちゃんと向き合ってみると、正直会社に勤めるなんて嫌だ、と言っています。

 

 

冷静に考えて、そうですよね。周りを見渡しても、多くの会社員・社会人の方が会社に対してネガティブな意見を言っているのが現状なのですから。それを見て、「会社に勤めて会社のために40年間働き続けたい!」と思えるわけがありません。

 

 

でも現実の僕は、あらゆる会社の説明会をさぞありがたそうに聞いて回っています。周りの就活生と同じように“働かせて頂けるなんて感謝・感激!”という態度で振る舞っています。

 

 

ではなぜ、僕はそれでも(会社に入るために)就活をするのか。

 

 

それには大きく分けて2つあります。一つは、周りがそうしているから。もう一つは、会社に入るのが最も無難で安定した道だから、です。

 

 

 

僕の同世代の友達のほとんどが、同じように就活をしています。憲法にも定められていないし、義務というわけでもありません。自分自身の人生は、当然、自分自身で選択できるはずです。

 

それなのに、さぞ決まりがあるかのように、レールが敷かれているかのように、僕らは一斉に同じタイミングで同じ方向に進みだしました。

 

 

でもそれは、当然のことです。なぜなら、そうすること(周りに合わせて就活をすること)が、人生で最も無難で安定した道だからです。

 

 

周りの人と同じ振る舞いをすることほど、無難で安全な道はありません。事実、会社に勤めれば、安定した収入がある程度の期間保証されます。この道に乗っかるのは、当然で至極まっとうなことです。

 

 

しかし、僕の周りにはその道に乗らない人もいました。

 

 

 

就活をしない友人

 

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ついこの前、高校同期の集まりがあったのですが、一人面白い友達(女)がいました。彼女は、就活をしない道を進んでいたのです。

 

 

彼女は、僕らがスーツを着て企業説明会に飛び回っている中、アルバイトと英会話教室に全てを捧げていたのです。就職活動を一切せず、大学卒業と同時に海外へ放浪の旅に出掛けるつもりなのです。

 

 

そのために、バイトでお金を貯蓄し、英会話教室に通い、英語を本格的に学んでいるのです。彼女に英語で自己紹介をしてもらったのですが、生粋の日本人とは思えないほど上達していまいた。彼女の本気度が垣間見えた瞬間です。

 

 

放浪して、その後はどうするつもりなのか。そう尋ねると、驚くことに彼女は、何も決めていないと言うのです!

 

 

ただ、英語を自由に使いこなせるようになれば、アメリカで働けるし、イギリスで働けるし、オーストラリアで働けるし、ニュージーランドで働けるし、インドで働けるし…、つまりは、圧倒的に働けるエリアが広がるのです。

 

 

「語学を学ぶのなら若い内だし、やりたいことをやるには大学の今の時期しかない。それに、今後雇用が減少し続ける日本だけに賭けるよりは、世界中で働けた方が選択は広がる」

 

 

彼女からしたら、世界に目を向けることもなく、貴重な学生生活を日本の就活に費やしている僕らの方が奇妙に見えているのかも知れません。

 

 

 

全て踏まえて、今後どうするか

 

実際、僕はかなり彼女の生き方に感化されました。人生は自由なんだということを思い出しました。正直、彼女の生き方には強烈に憧れますし、できることなら僕もそうなりたいと望んでいます。

 

 

本当は、今すぐにでも行動を起こしたいのです。けれど、僕はやはり“安定”を捨てるのが怖いです。それに、彼女のように生きるためには、当たり前ですが、とてつもない努力が必要です。

 

 

“英語を話せるようになる”ということ一つとっても、半年や1年本気で勉強したくらいじゃ到底達成できません。それに、一度その道で進むと決めたら、やり直しが通用しません。後戻りはできないのです。

 

 

なので、僕はやはり、就活を続けます。続けて、続けて、本当に最後までやりきろうと思います。

 

 

けれど、彼女のような生き方を完璧に諦めた、という訳でもありません。

 

 

もし、最後の最後までやって万が一どこにも就職できないということになったら、その時は、アナザースカイに向けて飛び立つかもしれません。

 

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最後まで見てくれてありがとうございます。