こんにちは。
僕は現在、就職活動をしています。様々な企業の説明会や業界セミナー的なものへと足を運んでいます。とにかく、まずは情報を得ようと様々なイベントに参加しているところです。
そんなイベントですが、服装や持ち物などイベントによって様々なルールがありますよね。その中でも特に有名な文言が「服装自由」です。
僕はこれに何度もやられています。服装自由と書いてあったので普段の恰好で参加したら、大抵ほとんどの人がスーツでした。
中でも一番凄かったときは、僕以外の全員がスーツだったときです。本当に全員です。そのイベントには150名ほどが参加していたのですが、私服は僕一人だけでした。何のイベントか言うと特定されかねないので伏せますが、ガチの経験です。
僕は別に、自己を主張したい訳ではありません。「俺自身を見てくれーー!!」といった熱意も個性もありません。「スーツ着用」と書いてあるならば、勿論スーツを着ていきます。
ただ単にスーツが嫌いなので、自由と書いてあれば本当に自由にしていきたいだけなのです。おそらく “就活関係=スーツ” というイメージが一般的にあるので、スーツを着ていくのが無難だよね、という考えが浸透しているのだと思います。
「自由なんだから、自由にすればいいじゃん!!」という僕の心の声は届かず、毎度毎度、願ってもいないのに浮いてしまいます。
しかし、僕は最近これをポジティブに考えるようになりました。よく考えてみたら、メリットと感じることも多々あることに気がついたのです。
そこで今回はその、“就活イベントに私服で行き、浮いてしまったときのメリット”について紹介していこうと思います。
メリット①緊張感が得られる
周りがみなスーツで自分だけ私服だと、明らかに目立ちます。僕が逆の立場だったら絶対に注目します。全員という訳ではないと思いますが、少なくとも一定数の人に注目されいているのは間違いないでしょう。
つまり、見られているのです。そのような状況では緊張が募りますよね。
でもコレって良いことじゃないですか?
なぜなら、就活関係のイベントはそもそも緊張をもって参加するべきものだからです。「緊張せずに聞いていってください」と言われて、本当に緊張感0で聞いていたら、説明の内容がまず頭に入ってきません。眠くなり、姿勢も悪くなるでしょう。
要するに、通常の倍以上の緊張感が得られているのなら、邪念や睡魔が消えさり、凛とした姿勢で企業の説明を聞くことができます。
現に、僕が150人会場に一人私服で行ったときは、全く眠くなりませんでした。企業の説明を完璧に吸収することもできました。
メリット②逆に一目置かれる
上で述べた通り、緊張感により真面目な態度で説明を聞くことができます。すると、逆に一目置かれる可能性が高くなります。
真面目な生徒が普通に学校を卒業するときは、別に褒められませんよね。しかし、物凄く素行の悪いDQNが更生して真人間になると感動されることが多いです。
ドラマや漫画にも、こういうことってよくありますよね。私服の話も、これと同じシチュエーションなのです。
つまり、スーツの就活生がごく真面目に説明を聞いてもなんとも思われません。しかし、私服で来た就活生が真面目に話を聞いていると、「あれ、こいつ私服で来てるのに超真面目やん!」と思われる可能性があるのです。
私服で来て説明会の態度も最悪だったら、それはもう社会不適合者ですし、就活する気がないんだな、と思われますよね。そこを真面目な態度でいると、実際はマイナスからプラスされ0に戻っただけなのですが、上がったように感じられるのです。
DQNが真人間になるのも、マイナスからプラスになり、0の位置に戻っただけですよね。でも、人は感動します。
要は、周りの期待を良い意味で裏切るのです。
メリット➂顏(個体)を覚えてもらえる
複数の企業がブースを出すイベントでは、一度説明を受けた企業に何度も勧誘をされることってあるあるですよね。何回も断るのは面倒ですし、「さっきあなたに誘われたんですけど…」とショックを受けることもあるでしょう。
しかし、私服の人は高確率で覚えられています。顔は覚えられていなくとも「あ、この服のやつはさっき来てたな」という感じで、覚えてくれています。
なので、何度も同じ企業に勧誘される可能性が低くなります。これは実証済です。
また、私服でイベントに参加すれば、後の会社説明会などで企業側に覚えていてもらえる可能性があります。「何回もうちに来てくれてこの学生はやる気があるな」と思ってくれるかもしれません。もちろん、あまり期待はできませんが。
まとめ
私服で浮いてしまうことは、考え方を変えればメリットだらけの素晴らしいことです!
就活をしている皆さんも、これから就活をするという方も、「服装自由」があったら迷わず私服で行ってみましょう!
最後まで見てくれてありがとうございます。