今年も新たな世代の就活生が就職活動を始める時期になってきましたね。企業へのインターンや、業界研究を最近し始めたという方も多くいるのではないでしょうか。
就活は、人それぞれ興味のある業界や企業によって選考のやり方や進度が大きく変わってきます。しかし、その中でどうしても避けて通れないのが「面接」です。
僕自身も、就活を通して数え切れないほどの面接に挑んできました。GD(グループディスカッション)や筆記試験など、企業によって様々な選考があったりなかったりしますが、面接がない企業というのは僕が受けた範囲で一つもありませんでした。
人と人とが直接向かい合うことで行われる「面接」は、企業が就活生を判断する上でとても重要な役割を担っているのです。
そして、長いこと就職活動を続けていると、面接において面接官が醸し出す空気から合否を予想できるようになっていきます。事実僕は、就活開始初期に比べて面接の合否結果予想が大幅に当たるようになりました。
そこで今回は、僕が実際に用いている面接官の「脈なしサイン」の特徴についてを紹介していこうと思います!もしも面接官が面接で次に紹介するサインをしていたら、自己 PRを強めていかないと合格は危ないかもしれません。
目次
1メモを取らなくなる
面接官の方は、就活生の質問に対する回答をを紙にメモしていることがよくあります。しかし、いくつかやり取りをしていくうちにメモを取らなくなってくることがあります。それは脈なしのサインである可能性が高いです。
本当にあなたのことを正確に知りたいのであれば、注意深くメモを取るはずです。それをせずに腕組みなどをし始めたのならば、あなたの採用を検討しかねている可能性が高いのです。
ただ、その時点でチャンスが無くなったわけではありません。なにか面接官があっと驚くような自己PRを繰り出すことができれば、挽回の可能性は十分にあるでしょう。
2質問が淡々としている
通常、面接官はあなたの人柄を深く知るために質問を深掘りしていきます。質問に応えたら、今度はその応えに対する質問、さらにその応えに対する質問…といった感じに、1つの質問からあなたという人間の根っこの部分を知ろうとします。
ところが、そうした深掘りをせず、淡々と質問が移り変わっていく場合は要注意かもしれません。それは、面接官があなたの回答に魅力を感じていない証拠です。あなたからなにか深く聞き出せそうな回答が返ってこないか、手探りで探してくれているのです。
深く突っ込まれないからと諦めるのではなく、質問に対して自分を深くアピールできる方法はないかと考えることが重要になってきます。面接官側もきっとそれを待っているはずです!
3就活のアドバイスをくれる
僕の経験上、面接の最後に就活のアドバイスを丁寧に教えてくれる場合は、ほぼ挽回は難しいです。この段階まで来てしまったらほぼ100%脈なしといっても過言ではないでしょう。最後の逆質問にて全力の自己PRをする他ありません。
面接を実施する企業側は、不採用の就活生にも悪いイメージを残さないよう最大限努力します。不採用にした就活生は将来のお客様になる可能性がありますからね。なので、落とす予定の人にはなるべく良い印象を残してもらえるよう面接の最後にアドバイスを与えるのです。
就活が成功するよう一緒になって真剣に考えてくれるその優しさは、ありがたい反面、どこか寂しさみたいなものを感じますね。もちろん、たとえアドバイスをもらったとしても合格になる可能性はあるので、通ったらラッキーというスタンスで結果を待ちましょう。
まとめ
面接官の脈なしサインは、必ずしも即不採用というわけではありません。逆に考えれば、どういう風に面接を進めていけばいいかの指標にもなり得ます!
上に述べたサインが出されたら、冷静に気持ちを切り替えて自己PRの方法を変えてみるなどの対応が求められるでしょう。そのためにも、やはり、綿密な自己分析というのは欠かせないのです。
今回の脈なしサインというのは、あくまで僕の個人的な意見ですので、当てはまらないことも十分考えられます。最後は結局、自分自身がどれだけ熱意を伝えられたかで決まります。これから就活をされる方は、是非、最後まで諦めずに頑張ってください!
最後まで見てくれてありがとうございます。