こんにちは。雑記ブログ「人生に地図はない」を運営しているブロガーのYS(ワイエス)です。
皆さん、スーパーコンピューターという言葉は聞いたことありますよね。通常よりも格段に高性能なコンピューターのことです。しかし、そのスーパーコンピューターをはるかに超える高性能コンピューターが現在開発されているのです。
そう、それが量子コンピューターです。このコンピューターは従来の計算方法とは全く異なるやり方で計算を行います。それが量子を用いた計算です。
ではまず、量子とはどういったものなのでしょうか。それはこの動画が分かりやすく説明しています。
要するに、粒子というのはいくつかの可能性が同時に存在するものと言っています。波でもあり粒子でもある。決まっていないのです。そして、人間が観測することによって初めてそれは振る舞いを変えるのです。これは非常に不思議な現象としか言いようがありません。私たちが住む物質世界ではまずあり得ないことです。
そんな不思議な現象を応用して開発されたのが量子コンピューターなのです。
こちらは朝日新聞の記事です。
「極小の物質の世界の現象を応用し、…」とあります。これがまさに、先ほどの動画にあった不思議な現象のことなのです。
では、そんな現象が、具体的にどういう風に仕組みとして取り入れられているのか。気になりますよね?
それを詳しく説明したサイトがこちらです。↓
従来のPCの1億倍高速な量子コンピューターはどのような仕組みで動いて物理的限界を突破しているのかがわかるムービー「Quantum Computers Explained」 - GIGAZINE
簡単なイラストを用いて非常に分かりやすく解説されています。理系的な知識がほとんどない僕にもビットと量子の何が違うのかといった点を良く理解できました。
量子は本当に不思議な性質を持っています。いくつもの可能性が同時に存在している。そんなことはあり得ないだろうと直感的に感じます。しかし、事実として、量子コンピューターという現実の装置に利用されているのです。
よく分からない不思議な現象によって支えられている装置って、何かロマンを感じますよね(笑)
ちなみに量子コンピューターは、スーパーコンピューターで数年かかる計算をわずか数秒で終わらせてしまうとのこと。量子コンピューターが実用化されると、医療技術は急速に進歩し、人工知能の分野においても革命的な進化が期待されます。
量子コンピューターは、良い方向にしろ悪い方向にしろ、私たちの生活を激変させてしまうでしょう!
量子は本当に不思議で可能性を秘めた物質です。そんな量子を研究するのが量子力学です。これからはこの量子力学の研究に目が離せませんね。
最後まで読んでくれてありがとうございます。