こんにちは。
あなたの周りにお金持ちの知り合いはいますか?ここで言う“お金持ち”というのは、一般家庭よりは裕福な暮らしをしている人全般を指します。何も大富豪限定の話ではありません。
僕の周りにも、そういったそこそこお金持ちな家庭に生まれた友達が2人います。彼らの親はいずれも会社を経営していて、その会社は地元でもそこそこ名の知れた存在です。
僕は昔から彼らと仲が良く、彼らのことを良く知っています。そこで気がついたことは、お金持ちに対する世間のイメージと実際のお金持ちにはギャップがあるということです。
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広い豪邸・高級車
お金持ちは広い豪邸に住んでいて、高級車に乗っているというイメージがあります。しかし、僕のお金持ちな友達の2人の家は、いずれもそういったものを所有していません。
家に何回も遊びに行っていますが、ごくごく一般的な一軒家です。広くも狭くもありません。たしかに、テレビが大きかったり出されるお菓子が豪華だったりはしますが(笑)、家は普通なのです。
車については、僕はあまり詳しくないので分かりませんが、車に詳しい友達によると、どうやら誰にでも買えるごく普通の車だそうです。
彼らが実はお金持ちではないのでは…というわけではありません、彼らは単に、必要のないものにはお金をかけないだけのです。
車は単なる移動手段で、そんな移動手段にお金を過度に掛けたりはしないのです。家も、普通に暮らせる広さがあれば十分です。無駄に広いと掃除が大変だったり、空調が聞かなかったり、空き巣に狙われたりしますからね。
彼らは、豪邸や高級車の代わりに、高級レストランや長期の海外旅行といったものにお金を使っているとのことです。
お金持ちはケチ
お金持ちは“ケチ”であるといったイメージがあります。ケチというイメージは、ある意味では正しいのですが、厳密な意味では間違っています。
お金持ちが“ケチ”だと思われる理由には2つあります。1つは、お金持ちの人は相対的に“ケチ”になりやすいということです。
同じ値段の買い物をしても、貧乏人と金持ちでは出費の度合いが違いますよね。同じ100円の買い物でも、お金持ちの人の出費は貧乏の人に比べ相対的に低くなります。
“お金持ちならもっと高いものを買うべきだろう”という世間の期待の目もあるので、周りと普通のことをしているつもりでもお金持ちは“ケチ”に見えてしまうのです。
もう一つの理由は、お金の価値を人より把握しているということです。お金持ちはどうしても世間と金銭感覚が離れがちになります。それを心配した親が、子どもに対してキチンとしたお金の教育をしているのです。
僕のお金持ちの友達は、小学生の頃から金銭感覚が人より敏感でした。コンビニよりもスーパーの方が飲み物は安いということを僕が始めて教わったのも、お金持ちの友達からでした。
きちんとしたお小遣い制で生活をしていて、小さいころから周りの金銭感覚をよく身に着けていたのです。だからこそクラスメイトからは「あいつは金持ちのくせにケチくさい」と言われてしまっていたのです。
お金持ちは幸せ
お金持ちなら、金銭面の心配が全くないので幸せな生活が過ごせるというイメージがあります。しかし、お金持ちの友達の話を聞くと案外そうでなことが多いということを知りました。
1つは、自分のやりたいことができないということです。彼らは将来的に親の会社を継ぐことになっています。逆に言えば、継がなければならないのです。
それはつまり社長になるということで、とてもおめでたいことだと思いますが、あくまでも本人は望んでいないことなのです。そもそも、社長になるということはかなり重い責任を背負わなければなりません。
仮に会社を継がないという選択をとっても、それは親を裏切ることにもなりますし、目の前の大きなチャンスを捨てることにもなります。それだけの犠牲を払ってでも“自分のやりたいことを目指す”という気には、やはりなれないのです。
もう1つは人間関係です。彼らにフレンドリーに接してくる人の中には、お金持ちの子だからという理由で近づいてくる人もいるのです。本人からすれば、そういう人間は何となく分かるようです。
ある程度裕福な家庭だからこそ、普通の人間関係を築くのが難しいのです。ちなみに僕が彼らと仲良くなったのは、小学生の頃のクラスの席が近かったからです。純粋な友達関係を作れたのは小学生の頃までなのです。
まとめ
お金持ちはやっぱり羨ましいと感じますが、それはそれで大変な思いもしてきているのですね。もちろん、お金持ちで且つ幸せを感じている人も居ると思いますが、僕はやはり普通の家庭でよかったと思います!
純粋に自分のやりたいことを自由に追求できるのも、普通の家庭”生まれたことの特権だと、僕は考えます。
最後まで見てくれてありがとうございます。