こんにちは。
私たちが住んでいるこの日本列島は、主に4つの大きな島で構成されています。それが「北海道」「本州」「九州」「四国」ですよね。
その中で最も大きいのが「本州」です。日本最大級の島であるだけでなく、全世界の中でも7番目に大きい島です。さらに、人口で見ても、インドネシアのジャワ島(132,941,000人)に次いで、世界で2番目(104,000,000人)に人口の多い島です。
3位のイギリス・グレートブリテン島58,900,000人ですから、いかに本州が凄い島か分かりますよね。
本州の次に大きい島が「北海道」で、その次が「九州」、「四国」と続いていきます。この4つの島がダントツで巨大な島だということは誰でも知っていることでしょう。
あなたは分かりますか?
では、日本列島で四国の次、5番目に大きい島ってどこだか分かりますか?少し考えてみて下さい。
↑著作者:Stas Kulesh
沖縄でしょ?と思われた方、残念不正解です。
沖縄本島は確かに大きな島です。しかし、日本には沖縄本島より3倍近く大きい島があります。多くの日本人が忘れています。
四国の次に大きい島、それは「択捉島」です。面積3000km2以上。全長はなんと200km以上あります。日本の中でも非常に重要な島です。
現在はロシアが実効支配しており、日本人の上陸が困難になっています。けれど、日本政府はこの島を「日本の領土」だと明確に宣言しています。
では、択捉島の次に大きい島はどこでしょう?
今度こそ沖縄?いいえ、違います。正解は「国後島」です。面積約1500km2。全長123kmに及ぶ、非常に大きな島です。この島も、いわゆる北方領土で現在はロシアが実効支配しています。
国後島の次に大きい島、それがようやく「沖縄本島」となります。Wikipediaにもランキングが掲載されているので、良ければ見てみて下さい。
日本人として大切なこと
本土4島を除いて、日本で1番大きい島と2番目に大きい島が両方ともロシアに実効支配されているのが現在の日本の実情です。
“北海道のさらに上の方にある小さな島” という印象が強い北方領土ですが、それは全くの誤解です。実際は非常に大きな島です。北海道という巨大な島の隣にあるから小さく見えるだけなのです。
あなたの周りの人にも聞いてみて下さい。「四国の次に大きい島はどこ?」と。恐らく直ぐに択捉島と答える人は少ないでしょう。それが今の日本の現状です。
北方領土問題は、日本人に広く認知されてそうで実はされていないのです!この意識の低さが、現状なのです。これでは、北方領土が返還されないのも当然ですよね。
これから私たちがすべきことは、北方領土の島々について調べることです。そして、周りの人々に北方領土のことについて教えてあげることです。
択捉島は本土4島を除いて最も大きい島なんだよ、ということを教えてあげて下さい。まずは私達日本人の1人1人が意識を変ええることから始めましょう。
そうすれば、領土問題はきっと一歩ずつ進展していくでしょう。
最後まで見てくれてありがとうございます。