人生に地図はない

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経済的自由と幸せに生きる方法を日々模索する、社会人ブロガーによる社会系雑記ブログ

新しい一歩に踏み込めない3つの理由とその対処方法をまとめてみた

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こんにちは。雑記ブログ「人生に地図はない」を運営しているブロガーのYS(ワイエス)です。

 

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例えば、副業を始めることも、気になる人に告白することも、あなたが新しい挑戦をするにあたって、概ね法的に拘束されることはありませんし、命に関わるようなこともほとんどないでしょう。

 

ですが、何か新しいことにチャレンジするということは、まるで厳しい法律で制限されているかのように、実際に行動に移すのは非常にハードルが高いものです。

 

制限されていないのに、なぜ人は新しい一歩を踏み出すことができないのでしょうか。それは恐怖心があるからです。辛い思いをするかもしれない。痛い思いをするかもしれない。そうした恐怖心が邪魔をして、一歩前に踏み出すことができないのです。

 

しかし、恐怖心は何も悪いものではありません。自分自身を守ろうとするために働く立派な防衛手段の1つです。なぜ、どうして、怖いと思うのかというのを理解し、それに対しての対策を考えることができれば、そうした感情をコントロールすることもできます。

 

そこで今回は、新しいチャレンジをする際に湧き上がってくる恐怖心を3つに分けて分析し、それらに対する自分なりの対策をまとめてみました。是非最後までご覧頂ければと思います。

 

目次

 

①今の生活が変化するから[安定を失う恐怖]

 

新しい挑戦をするということは、そのチャレンジが大きければ大きいほど、今の生活がより大きく変化してしまいます。

 

それこそサラリーマンにとって「会社を辞めて旅に出る」などの決断は、昨日までずっと続いてきた同じ日々の生活が突然プッツリと途絶えてしまう事になります。これは非常に大きなストレスとなるでしょう。

 

来週、来月、来年の生活がある程度予想できていたのに、いきなり明日以降の生活が真っ白になってしまう、いわゆる“安定を捨てる恐怖”が伴います。この恐怖心への対策は、そもそも安定した生活などは無いと認識することです。

 

サラリーマンで安定した生活を送っていると思っている方でも、その同じような生活が来週も来月も続く保証はありません。突然の病気や事故で今の生活が終わってしまうかもしれませんし、転勤や会社の倒産リスクも考えられます。

 

昨日まで続いた生活が明日以降も永遠と続いていく可能性は100%ではありませんし、安定していると感じるのは、あくまで昨日までの日々の結果に過ぎません。

 

未来は誰にも分かりませんから、自分から変化を起こしても「そもそも安定なんてないんだ」と思うことができれば、恐怖心も大きく薄らげることができると思います。そもそも存在しないものに対して失うことを恐れることはできませんから。

 

 

②頭を沢山使うから[快適を捨てる恐怖]

 

何か新しいチャレンジをする場合、往々にして頭をフル回転させなければならない機会が増えます。留学するなら英語を一生懸命学ばなければなりませんし、起業するなら法律や税、マーケティングの知識は必須となります。

 

頭をたくさん使うと、精神的に結構疲れます。学生時代にテストや模試に集中した1日はグッタリしていたのではないでしょうか。反対に、何も考えずボーっと空を眺めて過ごすのが心地良いように、頭を動かしていなければ精神的に快適になれます。

 

このように、新しいことを始めるということは、現時点の精神的な快適さを捨てる行為となるため、なかなか一歩を踏み出せないのです。この恐怖心への対策は、頭を使うことは筋トレよりも遥かに楽だと認識することです。

 

健康体で年齢がある程度若ければ、筋トレを継続すれば誰でもマッチョになることはできます。しかし、マッチョな人は世の中に非常に少なくなっています。これはなぜかというと、マッチョになるのは非常にハードだからです。

 

マッチョになるには日々の筋トレと食事が欠かせませんが、筋トレは身体が物理的に痛くなりますし、怪我をする危険性もあります。食事に関しては食べ過ぎで気持ち悪くなることもあります。マッチョへの道には物理的な苦痛が多く、精神的苦痛がとにかく大きいのです。

 

僕にはボディービルダーをやっているマッチョな友人が居るのですが、彼は身体を成長させている期間は毎日のように吐いていたと言います。

 

皆さんも一度ぐらいは経験があると思いますが、人は極度に身体を動かし過ぎると、気分が悪くなって吐気が伴います。食べ過ぎによっても吐気が伴います。彼は、極度な筋トレと極度な食事によって、毎日のように気分が悪くなり吐いていたのです。

 

それに比べると“頭を動かすことによる精神的な疲労”がいかに楽か分かりますよね。頭を動かすだけなら、吐気を伴うことはありませんし、物理的な痛みや危険などもありません。ソファーに座って甘いお菓子を食べながら頭を使うこともできますからね。

 

 

③現実を知ってしまうから[現実を見る恐怖]

 

自分が本当にやりたいと思っていることや夢に向かって行動を始めると、思うようにいかず挫折してしまったり、自分には力不足だったと諦めてしまったりするかもしれません。

 

つまり、夢に向かって一度行動をしてしまったら、目を瞑りたくなるような悲惨な現実に直面してしまうかもしれないのです。しかし、行動をしなければそうした悲しい思いはしなくて済みます。

 

告白をしなければ、振られて傷つくこともありません。しかし同時に、それでは付き合うことも決してできません。行動をすれば夢がかなう可能性が出てきますが、行動しない限りは夢は永遠に夢のままです。

 

こればっかりは、勇気を振り絞るしかありません。本気を出して夢に向かって走ったけれど、結果上手くいかなかった。そうなったら、また別の夢を追いかければいいだけです。

 

結局何も行動をせずに、晩年になって「あの時行動をしていたら、もしかしたら夢が叶っていたのかな…」と後悔しながら死んでいくことの方がよっぽどの恐怖であると胸に刻みましょう。

 

今回の記事のまとめ

人が新しいことになかなか挑戦できないのは、安定を失う恐怖、快適を捨てる恐怖、現実を見る恐怖の3つの心理的ハードルがあることが原因となります。

 

これらの3つの恐怖を克服できれば、新たな一歩を踏み出すことができると思います。僕にはこの記事を書くことによって皆さんの背中を押すことしかできません。

 

結局は自分自身との戦いですので、最終的には自分自身が決意を固めて本気で変わろうと思わなければなりません。この記事を最後まで見てくれたあなたならきっと大丈夫です。

 

本日も最後まで見て頂きありがとうございました。