人生に地図はない

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マインドを少し変えるだけで、人生はもっと幸せに。そんな気付きを探すブログです。

「キノの旅」はなぜ面白い?その魅力と独特な世界観を徹底解説!

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こんにちは。雑記ブログ「人生に地図はない」を運営しているブロガーのYS(ワイエス)です。

 

僕は元々あまり読書が好きではありませんでした。漫画は子供の頃からずっと好きでしたが、活字の本なんて自分の中では到底ありえない、一生縁のないものだと思っていました。

 

そんな状態のまま中学2年生になり、委員会の仕事があった友人を待つため、暇つぶしに図書室に行きました。そこで何となく本に目を通してていると、ふと表紙が漫画のような本を見かけました。それが『キノの旅』でした。


いわゆるライトノベルというジャンルの本でしたが、当然僕はそんなことすら知らず、「この小説ちょっと面白そうだな」と思い、人生で初めて学校で本を借りました。それ以来、1年に1回最新巻が発売される度、即購入して速攻で読破しています。

 

『キノの旅』にハマった理由として、もちろん面白いから!というのはあるのですが、それ以外に、短編で一つ一つ読みやすい、ライトノベルなので気軽に読めるというのがあると思います。

 

僕は、小説といえば堅苦しい文章で難しいことが書かれているという固定観念があったので『キノの旅』を読み始めたときは本当に驚きました。活字嫌いだった僕でもスラスラ読めるし、難しい言い回しはほとんどなかったからです。

 

では、ここからは『キノの旅』の内容を軽く紹介します。

 

10代中頃の年齢である主人公キノが、喋るモトラド(注・二輪車。空を飛ばないものだけを指す)に乗って、色々な国へと旅する物語です。基本的には1つの話に1つの国という構成になっていて、1話10分くらいでサクサク読めます。

 

直近で発売された最新巻の21巻の中に収録されてる話を一つだけ紹介しましょう。※ネタバレはありません。

 

鍵の国


キノたちが訪れたその国は“鍵の国”と呼ばれていました。聞いた話によると、その国では国民全員が首から鍵をぶら下げており、毎朝その鍵を国のシンボルである石板に差し込んで回しているようなのです。

 

しかし、誰もその鍵が何なのか、何のためにそんなことをするのか、当の住民すら知らないというのです。そんな話を聞いていたキノが、いざその国に到着すると、ある異変に気が付きました。誰も鍵を身に着けていないのです。


「鍵はつけていないのですか?」


キノの質問に答えたのは長老の立場にある男性です。


「鍵ですか。懐かしいですねぇ。」


その国では、もうほとんどの人が鍵を身に着けるのをやめてしまっていました。国民全員が鍵を身に着けていた国、今はもうほとんどの人がやっていません。しかし、その鍵には重大な意味があったのです。

 

続きは是非、購入して読んでみてください!

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました!