人生に地図はない

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ライトノベル小説「キノの旅」が面白い!

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こんにちは。雑記ブログ「人生に地図はない」を運営しているブロガーのYS(ワイエス)です。

 

僕はもともとあまり本を読むことが好きではありませんでした。漫画はずっと好きでしたが、文字だけの本なんて自分の中ではありえない、一生縁のないものだと思っていました。

 

そんな状態のまま中学2年になり、委員会の仕事があった友達を待つため、図書室に入りました。そこで何とな〜く本に目を通して見ました。すると、表紙が漫画のような本を見かけました。それこそが「キノの旅」でした。


いわゆるライトノベルというジャンルの本でしたが、当然僕はそんなことすら知らず、この小説ちょっと面白そうだな…と思い、人生で初めて学校の図書室で本を借りました。

 

それ以来、1年に1回最新巻が発売されるたび、即購入して速攻で読破しています。

 

「キノの旅」にハマった理由として、もちろん面白いから!というのはあるのですが、それ以外に


・短編で一つ一つ読みやすい。
・ライトノベルなので気軽に読める。


というのがあると思います。僕は、小説といえば気難しそうな作者がとても堅苦しい言葉を沢山使って書いている固定観念があったので、「キノの旅」を見たときは本当に驚きました。活字嫌いだった僕でもすらすら読めるし、難しい言い回しはほとんどありません。なので情景が簡単に頭に浮かんできます。小説本来の楽しみ方が味わえます。

 

では、ここからは「キノの旅」の内容を軽く紹介します。


10代中頃の女の子で本作の主人公であるキノが、喋るモトラド(注・二輪車。空を飛ばないものだけを指す)に乗って、色々な国へと旅する物語です。

 

基本的には1つの話に1つの国でのお話という構成となっていて、だいたい1話10分くらいでサクサク読めます。

 

ついこの間の10月7日に、最新巻の21巻が販売されました!そこで、その中に収録されてる話を一つだけ紹介しましょう。※ネタバレはありません。アイキャッチ画像は20巻です。

 

 

鍵の国


キノたちが訪れたその国は、鍵の国と呼ばれていました。国民全員が鍵を首からぶら下げているというのです。その鍵を国のシンボルである石板に毎日差し込んで回すのです。

 

しかし、誰もその鍵が何なのか、何のためにそんなことをするのか、当の住民すら知らないというのです。そんな話を聞いていたキノは、いざその国に到着すると「おや?」と思いました。誰も鍵をつけていないのです。


「鍵はつけていないのですか?」


キノの質問に答えたのは長老の立場にある男性です。


「鍵ですか。懐かしいですねぇ。」


その国では、もうほとんどの人が鍵を身につけるのをやめてしまっていました。

 

国民全員が鍵を身につけていた国、今はもうほとんどの人がやっていない。しかし、その鍵には重大な意味があった。

 

続きは是非買って読んでみてください!

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。