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漢字を撤廃した韓国で起こっている3つの問題点

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こんにちは。

 

 

韓国という国は、日本や中国と同じ漢字文化圏の国です。人の名前や地名など漢字で表記されているのを見たことがあるはずです。(朴槿恵、釜山、など)

 

 

しかし、現在の韓国語ではほとんど漢字を見ることはありません。

 

 

それは何故か。答えは簡単、撤廃したのです。

 

 

漢字を減らしてハングルを優先して表記するよう、国策として進めていったのです。その結果、今の韓国人はほとんど漢字が読めないハングル世代という人が増えているのです。

 

 

たしかに、漢字というのは学習効率が非常に悪い文字です。小学校6年間中学3年間という非常に長い時間をかけて学習しなければなりません。

 

 

僕自身も、漢字を何回も何回もノートに書いて練習した記憶があります。誰もが一度は「漢字なんて無くなればいいのに」と思ったことがあるのではないでしょうか。

 

 

韓国はそれを本気でやってしまたのです!

 

 

そうすることで韓国は、漢字学習にかかる膨大な時間と手間を省くことに成功しました。

 

 

漢字撤廃のメリットは他にもあります。それは識字率の向上です。漢字は書くのも読むのも難しいため、使いこなすのが非常に難しいものです。

 

 

ハングル文字は日本語で言うひらがなのようなものなので、書きも読みも簡単なのです。そのため、ハングルだけにした方がより多くの人が簡単に使用することができ、識字率が上がったのです。

 

 

 

しかし、良いことばかりではありません。漢字撤廃には大きなデメリットがいくつもあったのです。

 

 

今回は、漢字を撤廃することにより韓国で発生した問題点を3つ紹介していこうと思います。

 

 

 

①語彙力の低下

 

まず初めに、漢字を撤廃することにより若者の語彙力が著しく低下するという問題が発生しました。

 

 

漢字には一文字一文字意味があります。漢字同士を組み合わせると、そこから新しい熟語を生み出します。多少難しい組み合わせでも、一つ一つの漢字を見れば何となくその意味を推測することができます。

 

 

ところが、ハングルは表音文字のため見ても意味が分かりません。音で意味を推測するしかありません。これは非常に難しいことです。

 

 

例えば、日本語のひらがなで「ぐぶいんしつ」と書かれていたらどうでしょう。意味、分かりますか?なかなか難しいと思います。

 

 

漢字で書くと「供奉員室」です。どうですか?厳密な意味は分からなくとも、何となく仕える人の部屋なんだなと分かりますよね。

 

 

他にも「5000mいしん…」と書かれていたらどうでしょう。“いしん”ってあまり耳慣れないフレーズですよね。

 

 

「5000m以深」と書かれてあればどうでしょう。すぐに意味が分かりますよね。普段使わないような聞きなれない単語でも、漢字があれば楽勝ですよね。

 

 

ところが韓国では、漢字を撤廃してしまったため、このような語彙が使いづらくなってしまったのです。そのため、語彙力が低下していってしまいました。

 

 

 

同音異義語

 

「家庭・過程」「思考・嗜好」「成功・精巧」など、日本語には同音異義語が沢山ありますよね。韓国語にも同音異義語は沢山あります。同じ発音でも、何とか漢字のお陰で区別がつきますよね。

 

 

ところが漢字を撤廃した韓国では、同音異義語の区別が非常に難しくなってしまったのです。

 

 

韓国では「放火・防火」「異常・理想」「連覇・連敗」「少数・素数」などが同音異義語で、全く同じ字で表記されます。全く同じなので区別ができません。文脈で判断するしかないのです。

 

 

こういう同音異義語はこれ以外にも膨大にあります。信じられないのなら、是非グーグル翻訳で入力してみて下さい。

 

 

同音異義語のせいで、大事故が起きそうになったこともあります。Wikipediaにあるこの記事の「トラブル・課題」の欄を見てみて下さい。↓

韓国高速鉄道 - Wikipedia

 

 

「2009年2月16日、KTXの第2期工事で使われた枕木約15万3000本が全て不良品だったことが確認された。レールの総延長254.2キロ(上下線の合計、以下同じ)に及ぶ大邱 - 釜山間のレール敷設工事は2002年に始まり、現在までに96.9キロの区間でコンクリート製の枕木15万5000本が敷かれていた。」

 

と書いてあると思います。

 

 

この事故は業者の勘違いで起こったものです。

 

 

韓国語には 防水(방수)⇔放水(방수) という対義語があります。(※放水というのは日本語で言う“吸水”のこと。)

 

 

日本語で言う 防水⇔吸水 です。全く逆の言葉ですが、漢字を撤廃したため区別ができなくなってしまったのです。 

 

 

つまり、本来「防水性」素材の枕木を発注しなければならないところを「吸水性」素材の枕木を発注してしまったということです。大事故が起こる前に発見されて本当に良かったです。

 

↓その事件のニュース ※翻訳必須

news.naver.com

 

 

 

漢字文化圏の国とのコミュニケーション

 

漢字は、国を超えたコミュニケーションを可能にします。日本人が中国に行くと、漢字があるおかげで、ある程度看板の内容が理解できたりします。中国人が日本に来た場合も同じです。

 

 

韓国の隣国である日本と中国では、現在でも漢字を頻繁に使用しています。なので、中国人や日本人が韓国に行くと漢字が無くて不便な思いをします。逆に、韓国人も日本や中国に行くと漢字が読めないため不便な思いをします。

 

 

韓国にとって日本人や中国人はメジャーな旅行客です。そういう意味で漢字はとても重要なものなのです。

 

 

言葉をとってみてもそうです。

 

 

韓国語の 「감사합니다」(カムサハムニダ) というフレーズを耳にしたことがある人は多いと思います。意味は「ありがとう」です。

 

 

このカムサハムニダ実は “カムサ” は元々漢字で「感謝」と書きます。

 

 

カムサハムニダ「感謝ハムニダ」なのです。

 

 

これを知れば、韓国語が簡単に思えませんか?多くの日本人はこのことを知らないので、「カムサハムニダ」を呪文のように暗記するしかないのです。

 

 

 

まとめ

 

以上のことから、漢字を撤廃することは、円滑なコミュニケーションを妨げる要因になるということが分かります。漢字は僕らが思う以上に重要で大切なものなのです。

 

 

嬉しいことに、韓国では近いうちに“漢字教育を一部復活させる”ことが決定しているようです。韓国が漢字を復活させれば、韓国語に興味を持つ日本人も増えると思います。日韓の交流も盛んになっていくと思います。

 

 

僕も韓国の漢字復活を楽しみにしています。

 

 

 

最後まで読んでくれてありがとうございます。