こんにちは。
今の時期、外出する上で心配なのが花粉症ですよね。街を見渡してみるとマスクをしている人やゴーグルをつけている人で溢れかえっています。
そんな僕も、小中学生の頃は重度の花粉症患者でした。中学時代の友達なら分かるのですが、僕は本当に花粉症が酷く、箱型のティッシュを学校に持って行っていました。
一年の半分以上はマスクを着けていたため、僕の印象は「マスクの人」というのが根強く定着していました。
テストなどの大事な日は鼻水が出ないよう薬を飲んでいましたが、テスト時間中はその薬の副作用で喉が非常に乾いていたことを良く覚えています。
そんな重度の花粉症だった僕ですが、大学生になった現在ではほぼ完全に完治してしまいました!ここ5年間くらいは花粉症に悩まされたことがありません。マスクを着けることもほとんど無くなりました。むしろ、周りの花粉症の友達を見て「大変そうだな~」と思っているくらいです。
では、僕がどうやって花粉症を克服することができたのか。それは「花粉症など存在しない」と思い込むことです。
そんなの嘘だろうと思われる方も多いかもしれませんが、実際に僕はこれで治りました。勿論、何か他に要因があるのかもしれませんが、僕は思い込みの力が作用したのだと感じています。
プラセボ効果
皆さんはプラセボ効果を知っていますか?プラセボ効果とは日本語で「偽薬効果」と呼ばれるもので、実際には治療に有効な成分が入っていない薬でも、効果があると信じることで病状が快方に向かったりすることを言います。
用は“人の身体は思い込みに反応する”ということです。メカニズムは完全には解明されていないのですが、実際にプラセボ効果が確認された実験が世界中で多数報告されています。
僕個人的には、人の「思い込みの力」はかなり強いと思っています。
高校1年生の時に、面白いことがありました。僕は当時、毎日学校へお茶をペットボトルホルダーに入れて持って行っていました。その日も普通にお茶を飲んで過ごしていました。5限が終わり、お茶の中身がかなり減った頃、今日のお茶はやけに味が薄いなと思いました。
そこで、ペットボトルホルダーを外してみると、僕は驚愕しました。中身はただの水だったのです!おそらく、親が入れ間違えたのだと思います。
僕は、そのペットボトルの水を半分以上飲んでいましたが、ずっとお茶だと思い込んでいました。実際に始めの方はたしかにお茶の味がしました。
毎日毎日お茶を飲んでいたので、今日も当たり前のようにお茶が入っていると思い込んでいたのです。この経験から僕は、思い込みの力の強さを実感しました。
そこで僕は、花粉症にこの「思い込みの力」を適用することにしてみたのです。
具体的な実践内容
思い込みの力を利用する思考法には、大きく分けて2つあります。1つは「花粉症」を意識しないこと。極端な話、花粉症なんて存在しない!くらいにまで思い込むことです。
そしてもう1つは、「思考は現実化すると信じる」ことです。今回の花粉症の例では、「花粉症なんて存在しないと思い続けていれば、必ず花粉症の症状は治まる」と信じることです。
僕はまず、花粉症についての情報を一切シャットアウトすることにしました。今までは毎朝NHKの花粉飛散情報をチェックしていましたが、まずはそれを一切見ないようにしました。
毎朝チェックしていた頃は、関東地方が真っ赤な地図を見るとそれだけでクシャミが出てきそうでしたし、ドアを開けた瞬間そこは戦場だ、という気分で毎朝登校していました。
チェックするのをやめたら、外が戦場だとは思わなくなりましたし、花粉はそこまで飛んでいないのではと思うようになりました。花粉症を意識することが少なくなっていったのです。
すると、花粉症の症状は出てくるのですが、気持ち的には少しだけ楽になったような気がしたのです。それ以降も、「花粉」や「花粉症」という単語をなるべく発さないように意識し続けました。
そして、現実には花粉の症状は治まっていないのですが、「少しずつ改善していってる気がする!」「身体が思考に反応しているんだ」と信じ続けました。
そういった思考を1年近く続けていると、翌年の花粉症シーズンには、花粉症の症状がほとんど出なくなっていました!今まで死ぬほど苦しんでいたのに、あっけなく治ってしまったのです。
「花粉症」自体が思い込みだった可能性
正直、かなり嘘くさい話ですよね。思い込みだけで花粉症が完治するなんて。そんなことが簡単にできるのなら、こんなに苦しんでいる人が居るのはおかしいですからね。僕自身も、半信半疑状態です。
そこで僕は、ある仮説を立てました。それは、「花粉症」であることそれ自体が“思い込み”だったのでは、という説です。
花粉症の人のほとんどが、自分が花粉症であると思い込んでいるだけなのでは、ということです。僕も、実は自分が花粉症だと勝手に思い込んでいただけで、実際は花粉症でもなんでもなかったと考えれば、簡単に治ったのも納得できます。
毎日メディアで花粉の飛散情報を聞かされ、CMで花粉症対策の商品を見させられ、実際花粉で苦しんでいる人に周りを囲まれる。そんな世界で、花粉について意識しないでいることの方が難しいですよね。
要するに、メディアなどで過剰に「花粉情報」について晒され続けることで、自分も花粉症だと思い込んでしまうのです。
本当に花粉症である人は、現実は遥かに少なく、多くの人は思い込みによる症状なのでは、ということです。
まとめ
考えても見れば、人は思い込みにとても弱い生き物です。レモンを丸かじりするのを想像すると、唾液が分泌されますよね。人間は想像力豊かなのです。その想像を、脳は現実と区別できないのです。
よく考えてみればアニメや漫画を見て泣けるのも、ただの“インクと紙”を生きた人物だと思い込んでいるからですよね。頭では分かっていても、心のどこかでは思い込んでいるのです。
「思い込み」は、人間だけができる最強の現実改変能力なのかもしれません。皆さんも、今回の僕の「花粉症完治法」を真実だと思い込んでみてはいかがでしょうか?
最後まで見てくれてありがとうございます。