こんにちは。
皆さんは「ITパスポート」という資格をご存知ですか?簡単に説明すると、ITパスポートとは、ITや情報処理技術に関する基礎的な知識を出題する国家試験です。資格の種類で言うと、国家資格に分類されます。
ITパスポートは難易度が極めて低い試験なのですが、れっきとした国家資格なのです。僕は、就活をする上でとりあえず何かしらの資格が欲しいと思い、このITパスポート試験を受けてみることにしました。
そして今月、無事に合格証書が郵送で送られてきました。そこで今回は、僕がITパスポートを合格するためにやったこと・試験の流れ等々を簡単にまとめてみました。これからITパスポートを受けるという方は是非参考にしてみて下さいませ!
目次
どんな問題が出るの?
ITパスポートの試験問題は「ストラテジ系」「マネジメント系」「テクノロジ系」という3分野から出題されます。といっても、何が何だか分かりませんよね。正直、試験を受けた僕自身も、この3つの区別はイマイチよく分かっていません(笑)
ただ言えることは、ITパスポート試験といってもITに関することだけが出題範囲ではないということです。企業の関連法規についてや財務会計の基礎知識など、社会人として知っておくべき知識問題なども出題されます。
要は、ITに関する知識と、ITに関する知識を実際に使う場所である会社に関する知識が幅広く出題されるわけです。よって、試験範囲全体を全て把握することはほぼ不可能と言ってもいいでしょう。
しかし心配する必要はありません。問題自体は非常に簡単で、知っていれば解けるといったレベルの問題がほとんどだからです。要は、用語の暗記と演習を繰り返していけばOKということです。
勉強方法と参考書
僕が実践した勉強方法は
参考書4周(インプット) & 過去問10年分(アウトプット)
です。ごくごく普通の勉強方法ですが、これだけで十分合格できます。僕の場合、これを2か月かけてこなしましたが、1ヵ月間の勉強でも十分合格を目指せると思います。
参考書はコチラを使いました。
結論から言うと、この1冊でほぼほぼ試験に出題される内容はカバーされています。これだけで試験問題の8割は解けるようになります。ただやはり、この本に載っていない用語や内容が過去問でわずかに出題されています。それは、その都度覚えていけば大丈夫です。
過去問に関しては、コチラのサイトに一通り掲載されています。
ここで僕は10年分(19試験分)の過去問を全て解きました。1日1試験分をこなせば19日で終わるので、大変ですが気合を出せばすぐ終わらせられます!
実際に問題に触れることは非常に重要です。確実に合格したいのなら、それだけ多くの過去問に触れてみた方がいいです。実際、過去問を解くことで、問題の雰囲気にはかなり慣れることができました。
↓僕は手書きにしましたが、やり方は自分に合うスタイルでいいと思います。
インプットでは基本的に用語の意味を覚える作業なので、覚えづらいものは紙に書き出してまとめてみます。それを常に持ち歩いて、ふとした時に眺めることを繰り返せば、簡単に用語を頭に入れることができます。
↓ルーズリーフにまとめて、これを持ち歩いていた。
試験の流れと雰囲気
ITパスポート試験のサイトで受験の手続きをすると、確認票(利用者IDや受験番号などが記載)をダウンロードすることができるようになります。それを必ず印刷し、試験当日に持っていきましょう。
試験会場には、学生や年配の方まで幅広い年代の方がいると思います。みな受験しに来た人です。入室時間になるまでは、彼らと一緒にイスに座って最後の復習をして待ちましょう。
受験教室に入ると、パソコンで操作します。試験は全てパソコンを通して実施します。開始は同時ですが、終了は各自バラバラで解散します。時間は余ると思うので、自分のペースで落ち着いて解いていきましょう。
試験終了ボタンを押すと、即、試験結果が表示されます。「合格」「不合格」は表示されませんが、何点中何点取れたのかが表示されます。そこで事実上、合否が分かってしまうというわけです。合格通知自体は受験月の翌月、合格証書発送は翌々月です。
合格証書を開封!
受験から2か月後、合格証書が郵送で届いたので、開けてみます。
中にはこのような合格証書が入っています。経済産業大臣世耕さんのサイン付きです!国家資格というだけありますね!
まとめ
ITパスポートは一応国家資格ではありますが、きちんと勉強をしていれば、1,2カ月で簡単に合格することができます!知識ゼロからのスタートだった僕でも、2カ月で合格することができたのですから。
ちなみにですが、僕の得点は720点/1000点でした。合格最低ラインが6割なので決して高い点数ではありませんが、まさかのマネジメントが満点でした(笑)
もしも何か資格が欲しいという方、ITパスポートはオススメです!それに、社会人として知っておくべき会社や法律関係の知識も学ぶことができるので一石二鳥ですよ!
最後まで見てくれてありがとうございます。