こんにちは。
世の中には大きく分けて2種類の人間がいます。それは「努力をする人」と「努力をしない人(怠ける人)」です。
最近気がついたことですが、努力をする人としない人には、それぞれある決定的な特徴があります。それは、まさに井上靖さんの名言「努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る。」です。
という記事を前回書きました。今回はその後編です。
前編はこちら↓
前回は「努力をしている友達」について描きました。今回は、周りに怠けているとよく言われている友達2名(C君、D君)について紹介していこうと思います。
努力をしない友達
まず初めに、C君について話していこうと思います。彼と僕とは小学生時代からの非常に長い付き合いです。
突然ですが、彼は現在ブラック企業に勤めています。彼の話によると本当にとてつもない会社らしく、会うたびに上司や会社の愚痴を聞かされます。
C君が言うに彼の会社は、上司がとてつもなくウザく、残業代も支給されない、という状態らしいです。
僕らも、最初は可哀想だと同情していました。ところが去年、C君のある発言で状況は180度変化しました。彼は月に1,2回、寝坊で会社を遅刻していたのです。それも入社以来からずっとです。
他の就職している友達は全員とても驚いていました。さすがに遅刻はダメだろ、と。C君が“上司がウザい”と言うのは、彼が遅刻を繰り返すあまり怒鳴られているから、ということだったのです。
そして、その後発覚したことなのですが、彼が言っていた“残業代が出ない”というのは“上司に説教されるために会社に残されていた時間の給料が出ていない”ということだったのです。
C君はそんな“ブラック企業”を抜け出すために資格の勉強を始めました。しかし、時間がないとのことで全くはかどっていないようです。毎日仕事帰りにゲーセンに寄るのは欠かさないのに、です。
思えば彼は小学生の頃も「担任がウザい」「学校が嫌だ」「時間がない」と言う言葉をずっと言っていました。口癖のようにこれらの不満を漏らしていたので、ハッキリと記憶に残っています。
あれから10年以上経った今も、「上司がウザい」「会社が嫌だ」「時間がない」。彼はこれからも一生不満を言い続けるような気がします。
最後のD君も長い付き合いの友人で、僕が言うのもなんですが、かなりテキトーな人生を歩んできた人です。
彼は、ゲームクリエイターになるために専門学校へ進学するための高校に入学したのですが、勉強を全くせずに赤点だらけでした。そのためか高校3年生にして当然理系の道を諦め、文系に変更しました。
その後、まだ就職はしたくなかったとのことで、当初考えてもいなかった4年生大学へ進学することにしたのです。当然受験勉強もしなかったので、誰でも入れる定員割れの大学に入学しました。
しかし、よっぽど進学した大学が気に入らないのか、「俺の大学にはアホしかいない」「あんな環境では勉強できない」等々、会うたびに大学の文句を言っています。
そんなC君もいよいよ就活ですが、やはりここでも不満をこれでもかとぶちまけています。SPI試験で企業に落とされた原因を、大学のせいだと言っているのです。
今の時代、就活において大学の偏差値や名前はそれほど重視されなくなってきています。個人が本当に努力をしていれば、その努力を評価してもらえるようになっているのです。
合同説明会での「どうせこいつらは学歴で人を見てるんだよ。マジでクソ。」という彼の発言が今も耳に残っています。
まとめ
「努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る。」という言葉は、驚くほど当てはまっています。人間の本質を突いた素晴らしい名言です。
僕はここまでC君・D君について散々なことを言いましたが、間違っても僕は彼らのことが「嫌い」という訳ではありません。
むしろその逆で、彼らとはずっと友達でいたいし、これからも一緒に遊びたいと思っています。ただ、今の状態だと彼らが [一生文句を言い続ける人生] になってしまう気がして心配なのです。
そしてこの記事を書いている僕自身も、「時間がない」とか「これはおかしい」とか色々と不平不満を言うことがあります。だからこそ、今後は不平不満をなるべく口に出さず、A君・B君のような行動に移していく人間になりたいと思っています。
そこでまずは「就活と卒論執筆の時期を一緒にするな!!」という不満を口にするのをやめることから始めます(笑)
最後まで見てくれてありがとうございます。