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山手線の新駅の名称「高輪ゲートウェイ」に対して思うことをまとめてみた

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こんばんは。

 

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JR山手線の田町~品川駅間の間に、2020年開業予定の新駅が建設されていますが、先日その駅名が「高輪ゲートウェイ(たかなわげーとうぇい)」に決定しました。しかしながらこの名称は、世間やネットの間では非常に評判の悪いものとなっています。

山手線を毎日利用している僕自身も、このネーミングには最初、度肝を抜かれました。「新橋→浜松町→田町→高輪ゲートウェイ→品川→大崎→…」このように、明らかに山手線の従来の駅名に調和していませんからね。

ですが冷静に考えてみると、あくまで個人的にですが、このネーミングは別に悪くないのではと思える一面もあることに気がつきました。そこで今回は、「高輪ゲートウェイ」という駅名はそこまで悪くないと僕が個人的に思う理由をまとめてみました。

 

目次

 

日常に溢れるカタカナ語

 

「高輪ゲートウェイ」という名称は、漢字+カタカナ語から構成されており、駅名としては極めて特徴的と言えます。ですが、日常を振り返ってみると、漢字+カタカナで構成されている単語は掃いて捨てるほど存在しているのです。

僕が今この記事を書いている図書館内を見渡してみても「返却ポスト」「優先エレベーター」「館内マップ」「図書館カレンダー」「利用カード」「資料コーナー」「一般書エリア」「休憩ラウンジ」…等々、全て挙げようと思えばキリがありません。

また、誰もが知る名所を挙げてみても「幕張メッセ」「東京ドーム」「品川プリンセスホテル」「六本木ヒルズ」等々…、これもまた挙げればキリがありません。街で見かける会社名などにも、漢字+カタカナは日常的に見かけるものでしょう。

このように、日本語には漢字+カタカナの単語が非多く存在していますし、私たちの日常にとっても非常にありふれたものとなっているのです。

 

なぜ駅名はダメなのか

 

上で述べた通り、漢字+カタカナの単語は、私たち日本人にとっては非常にありふれたものとなっています。そんなありふれた組み合わせの単語の構成が、なぜ駅名だとダメなのでしょうか。いいえ、ダメなはずがありませんよね。駅名が漢字+カタカナであっても、何も悪くはないはずです。

たしかに、伝統的な地名を軽視しているだとか、名前が長くて覚えにくいといった意見はあります。しかし、地名の軽視は今に始まったことではありませんし、そもそも地名は絶えず移り変わっていくものです。記録としてきちんと自治体の公民館などで保存しておけば、伝統的な地名が永久に失われることはありません。名前の長さに関しても、もっともっと長い駅名は沢山あります。むしろ、漢字2文字の無難な駅名ばかりが続く方が、僕は覚えにくいと感じます。

 

日本語が誇る特殊性の発揮

 

上で述べた通り、駅名に漢字+カタカナの構造の名称を用いることは、別に何の問題もないことなのです。それでも「高輪ゲートウェイ」という名称を批判する理由に、“地名や駅名に本来外来語であるカタカナ語を混ぜるのは良くない”という風潮が原因としてあります。

たしかに、日本の地名が外国語に浸食されているような感じがして耐えられないという人の気持ちも分かりますが、僕自身はカタカナ語を肯定的に捉えています。むしろカタカナ語は、日本語が誇る重要な性質であると僕は思っています。

産経新聞社のネット記事に、興味深い記事が載っていました。内容を簡単に紹介すると、中国で「高輪ゲートウェイ」をどう中国語に翻訳するかで議論を呼んでいる、という内容です。言語に漢字のみしか使用しない中国語では、漢字+カタカナという2種類の文字で構成されている「高輪ゲートウェイ」を、そのまま翻訳することができないのです。

 

「高輪ゲートウェイの中国語名はどう翻訳」 中国で困惑の声 - 産経ニュース

 

そう考えると日本語は、漢字、カタカナ、ひらがなという3種類の文字を併用することで、より幅広い表現を表すことができる言語だと言えるでしょう。世界的に見ても、3種類の文字を日常的に混用する言語はまずありません。まさに「高輪ゲートウェイ」は、日本語の特殊性が持つテクニックを最大限に発揮した名称と言えるでしょう。

 

この記事のまとめ

 

  • 「高輪ゲートウェイ」という新駅の名称には批判的な意見が多いですが、日本語の単語には“漢字+カタカナ”で構成された単語が数多くあるため、特段異常な組み合わせではない。

 

  • 地名や駅名へのカタカナ使用を忌避する風潮があるが、斬新で個性があるし、代わり映えのない漢字2字の名称よりはむしろ覚えやすいのではないか。

 

  • カタカナという文字は、日本語だけが持つ特殊な表現方法の1つであるので、積極的に使ってもいいのではないか。

 

以上が、僕が「高輪ゲートウェイ」という名称に個人的に賛成できる理由です。もちろん、伝統的な名称が良いという方の意見は尊重していますし、否定する気持ちも一切ありません。あくまで「こういう考え方もあるんだ」という参考程度に見て頂ければ幸いです。

 

 

最後まで見てくれてありがとうございます。