こんにちは。
僕は昨日まで、大学で出されていた3つのレポート課題と格闘していました。
3つの授業でそれぞれレポートが課されていたのです。3000字以上のレポートが2つ、4000字以上のレポートが1つです。全部で10000文字以上書かなければなりません。
僕は締め切り直前になるまでやる気が沸かないタイプので、毎回こういう状況になってしまいいます。自業自得です。
全てのレポートを片づけるのは、非常に時間が掛かるし面倒くさい。何かいい方法はないものか…。幾度となくそう考えていくうちに、僕はある最強の裏ワザをマスターしました。
それは…
共通項を見つけ出すこと
です。
ある二つの異なる授業、異なるテーマの課題レポートを出されたとしましょう。一見何の関わりも無さそうに見えても、同じ学部の授業なら、たいてい何か共通する概念や課題が発見できます。
例えば今回の僕の場合、まずどんな授業でどんな課題が出されたというのをザックリまとめてみます。
①“建築”という観点から社会学的な視座を考察する授業で、「日本建築の変遷と暮らしの変化を自分自身の生活を踏まえて~云々」(3000字)というレポート。
②“身体”という観点から社会問題を考察していく授業で、「授業で触れたいずれかのテーマについて、現在どのような議論があるのか~云々」(3000字)というレポート。
➂“知識”という観点から私たちが日常をどう見ているかを考察する授業で、「知識社会学の観点から社会を考察~云々」(4000字)というレポート。
細かいところは違いますが、ざっくりこんな感じの授業&レポートです。
僕は、これら3つから、[近代社会と家族]という共通項を抜き出しました。
例えば、①では日本建築が大きく変遷したのは明治維新以降、日本の近代社会がスタートした時期です。つまり近代社会を取り入れることで家族のあり方も変わってきました。(拡大家族から核家族へ)
②では“身体”という観点からジェンダー差というキーワードを浮かべます。女性は家事労働、男性は賃金労働という近代家族のあり方があります。これは家族のあり方というテーマ、そして近代社会というテーマにマッチします。
そして➂では、近代社会を実践している日本と、脱近代化社会を始めているヨーロッパという比較で、私たちの物の見方を考察できます。
ここまで結び付けられれば、あとは簡単です!ひたすら[近代社会と家族]についてを調べまくるのです。
PCで使えそうな文献をあさったり、この間紹介したこちら↓の本で調べたりします。
[近代社会と家族]について、ある程度理解できたら3000文字程度にまとめます。後はこの3000文字をそれぞれのレポートに合う形に加工するだけです!
こうすることで一度に複数のレポートを片づけられるのです。これで大幅に作業を省略することができます。
さらに、思わぬメリットがあります。それは、このやり方を実践すると一つのテーマを深く調べることになるので、結果的にそのテーマにとても詳しくなるということです。
ちゃっかり勉強にもなるのです。まあそれは普段勉強をしていない人が実感できるメリットなのですが…笑
以上が、複数のレポートを同時に終わらせる裏ワザです。授業を組む段階で似たテーマの授業を狙って取るというのもアリです。今回の裏ワザは学部によっては全く通用しないかもしれません。ご了承ください。
最後まで見てくれてありがとうございます。