人生に地図はない

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経済的自由と幸せに生きる方法を日々模索する、社会人ブロガーによる社会系雑記ブログ

夢がない全ての人に捧げる「将来の夢」と「憧れ」の話

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こんにちは。

 

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突然ですが実は僕、2年間塾講師のアルバイトをしていました。塾では中学生の生徒を多数見てきたのですが、ある日、ある大人しくて控えめな感じの男子生徒を受け持ちました。

 

 

彼は受験生だったので、当然志望校というものがあります。彼の志望校は少し離れた◯◯高校でした。僕は彼にどうしてその高校を志望したのか聞いてみました。答えは「なんとなく」とのことでした。

 

高校でやりたいことはないの?と聞いてみると、「特にない」と言います。将来の夢は何かと聞くと、「特にない」と言います。

 

 

そこで僕は、質問を変えてみました。

 

 

「憧れの職業は何かある?」と。

 

 

彼は少し考えてから「学校の先生とか…かな」と答えました。

 

 


夢と憧れの差別化

 

この時の彼とのやり取りが、一年以上経った今でも、何故か鮮明に覚えています。自分の中で強く印象に残ったのだと思います。

 

 

彼には明確に「憧れのもの」がありました。ところが自分の夢と聞かれると、その憧れを自身に投影することを辞めてしまうのです。

 

 

おそらく「自分には無理だ」とか「俺には考えられない」という感情が出てしまうのでしょう。

 

長い学校生活の中で色々な人と比べられ、“社会の厳しさ”を教え込まれることで、人は自分の限界を勝手に決めてしまうのです。

 

 

思えば僕も、一時期小説家に憧れていて「僕も小説家になりたい」と本気で考えていた時期がありました。

 

そこで、授業で発表することになった将来の夢に「小説家」と書いたところ、クラスの友達に笑われたことがありました笑

 

それからしばらくはクラスメイトににからかわれ続けていましたね。遠い昔の思い出です。

 

 


夢を押し付けない

 

でも夢って、本当は憧れとイコールの存在ですよね。「夢」なんですから、本来はなんだっていいのです。

 

 

けれど、夢となるとどうしても自分自身の「現状」や「能力」を否が応でも反映させることになってしまいます。

 

 

簡単に言うと「現状の自分に萎縮してしまう」のです。

 

 

所詮自分はこんなだから、あんな夢を語ったら恥ずかしい。そう考えてしまうのです。

 

 

そこで僕が思うのは、子供に対して「将来の夢」という聞き方をやめて、「憧れの人、憧れの職業」といった聞き方に変えた方が良いのでは、ということです。

 

 

先程も言った通り、夢を語るとどうしても現状の自分を反映させてしまいます。けれど、「憧れの人」や「憧れの職業」は現状の自分とは関係ありません。

 

 

ただ「僕は私はそう思っています」というニュアンスしか含まれません。なので、まず人に笑われる心配もないでしょう。

 

この聞き方だったら、子供は自分が本当は何に憧れているのかを正確に認識することができます。

 

 

「将来の夢」という、“自分の能力を踏まえて”という前提を押し付けられたような聞き方をしていれば、自分が本当になりたいものを考えることを辞め、いつか本当に思い出せなくなってしまいます。

 

 


まとめ

 

「将来の夢」ではなく「憧れ」という面に着目しましょう。

 

 

そして今回は子供を例に出しましたが、何も子供に向けてだけの話ではありません。大人になっても「憧れ」は絶対にあるはずです。そんな気持ちを、どこかに忘れてはいませんか?

 

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「憧れ」に向かって少しでも努力をすれば、完全にそれにはなれなくとも、近づくことは出来るかもしれません。

 

 

現に僕も、先程上で書いた通り、昔は「小説家」になりたいと思っていました。ただ、自分には絶対無理だと思い、いつのまにか忘れていました。

 

 

ここ数年前にそのことを思い出し、そしてふと今の僕を見つめ直しました。

 

 

僕は今ブログを書いています。文章もヘタクソですし、感動的な物語を書くとこもできません。

 

 

けれど、こうして毎日毎日文章を書くことを続けられています。少しずつですが読者も増えていき、収益も出るようになりました。

 

 

「小説家」とまではいきませんが、割と近いことはできています。そして、今の現状に割と満足しています。

 


皆さんにも、忘れている「憧れ」がありませんか?

 

 


最後まで見てくれてありがとうございます。