こんにちは。
皆さんは日常生活で「もっと効率よくタスクをこなせないか」と試行錯誤をしたことがありませんか?おそらく多くの人が何度もそういった経験をしていると思います。
僕もこれまでに幾度となく効率のいいタスク消化方法を試してきました。そこで、1つだけ分かったことがあります。それは、結局のところ“効率がいいと思っていることを辞めること”が最も効率がいいということです!
これだけだと抽象的で何を言っているのかよく分からないと思うので、具体的な例をいくつか紹介しながら説明していこうと思います。
目次
同時並行
同時に2つのことをこなしたら効率がいいんじゃないかと思いますよね。しかし、人によるとは思いますが、僕の経験上これは結果的に効率が悪くなってしまう事が圧倒的に多かったです。
例えば、僕は昔アルバイトをしていたとき、本当はダメなのですが、暇な時間を見つけては資格の勉強を進めていました。バイトと勉強を同時並行でやっていたのです。
それをやっていた当初は、自分でも物凄く効率がいいことをしていると思っていました。ところが、後でチェックしてみたところ、バイト中に勉強をしたところが全く覚えられていなかったのです。
やはり「見つかったらマズイ」という気持ちがあったからか、勉強に思ったほど集中できていなかったのでしょう。それだったらまだ、バイト先の床を掃除していた方がマシでした。
他にも、スマホゲームとテレビゲームを同時にやったりするのですが、そうするとパフォーマンスが落ちて結局あまり楽しめない結果になってしまいます。それなら最初から一つだけに集中して真剣にプレイしていた方が絶対にお得だと思います。
一夜漬け
学校の課題や試験勉強を、毎日少しずつやるのは面倒だからと言って一夜漬けをする学生が多くいます。僕もその一人でした。
所詮、学校の課題や試験などは一夜漬けでも十分対応できてしまう程度の範囲しかありません。それならばと、皆コツコツやるよりは前日に一気にやる方を選ぶのです。
しかし、一夜漬けというものは体力面で非常に大きな負担が掛かるものです。1日だけならまだいいですが、何日も一夜漬けの勉強を続けるのはとても辛いはずです。
しかも、体力面で辛いだけでなく、普段の自分に比べて一夜漬け明けの自分は当然パフォーマンスも悪くなります。そうなると良い成績は残せませんし、下手したら不合格を食らうかもしれません。
さらに、一夜漬けで得た知識は、数日後にはほぼ消えてなくなってしまいます。もう勉強する必要のないものなら良いのですが、高校のテストなどは、受験で今後も勉強する内容だったりします。
そうなると、2度手間どころかテストの意味すら無くなってしまいますよね。目的がずれてしまっているのです。勉強に関しては、おとなしく毎日コツコツ続けることが最も効率的かつ効果的なのです。
夜更かし
中高生や若者がとてもよくやりがちなのが“夜更かし”です。もちろん、僕も夜更かしをしてしまいます。逆に、若者で夜更かしを全くしないという人はかなり少数派でしょう。
全員が全員そうかは分かりませんが、少なくとも僕の周りの友達は深夜2,3時まで平然と起きている人が大多数を占めています。日付を跨がない内に寝ている人はごく僅かです。
一体なぜ若者は夜更かしをしてしまうのか。その答えは僕自身を含め多くの人が一致しています。それは「早く寝てしまうのはもったいない」と思うからです。
特にやることはないのですが、なんとなく早く寝てしまうのはもったいない気がしてしまうのです。まだまだ起きていられるのに、ただ寝てしまうのは人生の効率が悪いと考えてしまいます。
それで、だらだらと夜遅くまでゲームをしたり、スマホを弄ったり、調べ物をしたりしてしまうのです。
しかし、よくよく考えてみると、無駄にダラダラと夜遅くまで起きているよりも、さっさと寝て朝早起きした方がよっぽど人生の効率は良いのです!
夜更かしをせずキチンとした生活習慣を送ることは健康にもいいですし、結果的に時間を多く使えます。電気代だって安く済みます。
眠くなるまでダラダラ遊んでお昼に起きる生活よりも、さっさと寝て朝6時くらいに起きて午前中にやるべきことを全て終わらせて午後ずっと遊んでいた方が質の良い生活が送れます。
早く寝ようにもそんな時間じゃ眠くならないという人もいるかもしれませんが、それは大抵思い込みに過ぎません。
早い時間でも、電気を消して布団に入ってしまえば案外眠れてしまうものです。もしも何かを変えたいと思っている若者がいるのならば、まずは早寝早起きを取り組んでみることをオススメします。
まとめ
効率を追求する人は、面倒くさがり屋で面倒なことを避けようとしている人が多いです。僕自身がそういう人間です。
しかし世の中には、面倒くさいことを続けていた方が最終的に一番楽で効率がいいことが多いのです。
この記事が皆さんの人生において何かのキッカケになれば幸いです。
最後まで見てくれてありがとうございます。