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「Karoshi(過労死)」という単語の認識は海外で誤解されているのではないか

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こんばんは。

 

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SushiやKatana、Omotenashiなど、海外で広く知られている日本語の単語は沢山あります。「Karoshi(過労死)」という単語もその中の1つです。最近では、このKaroshiという単語は英語の辞書にも登録されています。それほど、英語圏で有名な単語となっているのでしょう。

 

そんな海外で広く知られるようになった「Karoshi」という単語ですが、僕は昔から、海外の人々のこの単語自体に対する認識には少し誤解があるのでは?と感じていました。そこで今回は、そんな僕が感じている違和感のようなものについて語っていこうと思います!

 

 

目次

 

 

海外の人の反応

 

よく、初めて「Karoshi」という単語の存在を知って非常に驚く海外の方々がいますよね。そのリアクションには以下のものがあったりします。

 

「日本語には働き過ぎて死ぬことを表すKaroshiという言葉があるらしい」

 

「日本には、働き過ぎて死ぬことを表す言葉があるのか、クレイジーだぜ」

 

たしかに、働らき過ぎて死ぬことを表す言葉があると聞くと、驚くのも無理はありません。しかし、彼らがKaroshiという単語に対して感じている驚きは、僕ら日本語話者とは少しニュアンスが違うのではないかと思っています。

 

 

Karoshi = Karo + Shi

 

日本語話者なら見て分かる通り、「過労死」という単語は「過労」という言葉に「死」という言葉をくっつけてできたものですよね。見方によれば、合成単語であると言えます。「過労史」でも「過労師」でも「過労神」でも、気軽に色々とくっつけて新しい単語を作れるのが、漢字という文字の最大の特徴です。

 

しかし、海外の人々の反応を見ていると、あくまで僕の推測ですが、彼らは「Karoshi」という単体の一単語が存在していると認識しているように思えるのです。日本語的に説明すると、「Karoshi」という単語が漢字一文字で表記できる、と認識している感覚です。

 

「Katana」が「刀」であるように、「Karoshi」もそうした一単語で成り立つ言語であると、海外の方の中で誤解している方は少なからずいるはずです。

 

 

短すぎる単語

 

そうした誤解が生じてしまうのも無理ありません。なぜなら「Karoshi」という単語はあまりにも短くシンプルな言葉でなのですから。アルファベット7文字、たった3音節のこの言葉に、「働き過ぎによって死ぬこと」という複雑な概念が詰め込まれているとは、簡単には想像がつきませんよね。

 

本来、日本語では、同じ音の発音を漢字によって区別しています。Kaという発音の漢字は「化」「蚊」「加」など沢山ありますし、RoにもShiにも沢山の漢字が当てはまります。それら漢字によって、少ない音節で沢山の意味を使い分けているわけです。

 

これをアルファベットの視点から見てしまうと、そのような使い分けをしている感が見えづらくなってしまうのです。

 

 

この記事のまとめ

 

「Karoshi」という単語に驚く海外の方をよくネットなどで見かけるが、その中には、この単語が「過労+死」という構造で成り立っている背景を知らない人が多いのではないか。

 

つまり、日本語の感覚でいうと「龞(かろうし)」のように漢字一字でその意味を表すことができる単語がある、と捉えているのではないか、ということです。

※ちなみに「鼈」は「すっぽん」と読みます。過労死とは関係ありません。

 

まあいずれにしろ、過労死という不名誉な単語が世界に広まってしまったのは残念なことですね。日本の労働環境が改善されていくことをただただ願うばかりです。

 

 

 

最後まで見てくれてありがとうございます。