こんにちは。雑記ブログ「人生に地図はない」を運営しているブロガーのYS(ワイエス)です。
多くの日本人の人格形成に良い意味で多大な影響をもたらし続けている伝説の少年漫画『ONE PIECE』は誰もが知る名作品ですが、僕もその熱烈な読者の一人です。繊細で緻密なストーリー構成に、それぞれ信念を持った素晴らしい仲間たちが織り成すストーリーはとても魅力的です。
そんな魅力あふれるONE PIECEという作品では「ここが特に好き!」というポイントも読者によって異なってくるかと思います。壮大な伏線回収が凄いと感動する人もいれば、やはり仲間たちの熱い絆が好きだという方もいます。
そんな僕がONE PIECEで魅力的だと感じるポイントは、ルフィ率いる仲間メンバーそれぞれの脳内情報がとても正確に表現されていることです。例えば、ある出来事について複数の仲間が話している時に、その場に居合わせなかったなどでその情報を知らない仲間がいた場合、「あ、そっか。君はあの時そこに居なかったから知らないか…。」といったやり取りが度々作品中に出てくるのです。
※ONE PIECE 491話より参照
僕らは“神様の視点”で作品を見ているため、全ての出来事や情報を把握していますが、ONE PIECEの世界では、それぞれのキャラクターが持つ情報の違いを細かく表現してくれるので、改めて気づかされることがあります。
もはやこの作品は、とても質の高い国語や道徳の授業のように思えます。もし自分に子供ができたら、必ずONE PIECEを小さい頃から読ませると思います。それぞれの登場人物の心情にきちんと寄り添うことのできる人間になってほしいからです。
最後までご覧いただきありがとうございました!