人生に地図はない

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経済的自由と幸せに生きる方法を日々模索する、社会人ブロガーによる社会系雑記ブログ

夏は暑く冬は寒い「日本の四季」が素晴らしい本当の理由

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こんにちは。

 

 

ようやく気候が涼しさをみせるようになってきましたね。そこで今回は「日本の四季」について、僕が思っていることを自由に語っていこうと思います。

 

 

目次

 

 

日本の気候は劣悪

 

皆さんご存知の通り、日本には「四季」と呼ばれる、一年を通した季節の移り変わりが存在しますよね。しかし、この四季を冷静に分析してみると、必ずしも人間にとって素晴らしいものではなかったりします。

 

その理由の一つに「気温」が挙げられます。四季というと聞こえはいいですが、実際、夏は嫌になるほど暑苦しい日々が続きますし、冬になれば凍える寒さの日々が続きます。最近は、春や秋でも極端な気温になっている場合も多いです。

 

基本的に日本列島は暑いか寒いかのどちからで、人間にとって快適な気温の日は、365日中数十日程度しかないでしょう。「四季」と言えば聞こえは良いですが、実際、日本の気候は劣悪と言っても過言ではないのです。

 

 

それでも「四季」が素晴らしい理由

 

うだるような暑さ、凍えるほどの寒さをもたらす日本の四季は、それでいて素晴らしいものだと僕は思います。ではこれから、そんな四季が素晴らしい理由を3つ紹介していこうと思います。

 

①いろいろな体験ができる

 

日本の四季はものすごく暑かったり寒かったりするということを始めに話しました。これは逆に、暑いからこそできる、寒いからこそできることを経験することができるということです。

 

たとえば、夏には海水浴場が解禁されます。暑い日差しの中、大自然の波に揺られて泳ぐ海は気持ちいいですよね。暑い夏に食べるかき氷も最高です。田舎のおばあちゃん家の縁側で食べたスイカも忘れられません。

 

冬になれば、暖かい温泉に入る楽しみや、熱々の鍋を食べる喜びがあります。街のイルミネーションを楽しんだり、透き通った空で天体観測を楽しむこともできます。暖かいコタツでゆっくりするのも良いですね。

 

以上に述べたことは、僕たちが一年を通して当たり前のように経験していることだと思います。しかし、もしも日本の気候が一年中「適温」であったのなら、これらの経験はほとんどできなくなってしまうでしょう。

 

夏の海に飛び込む楽しみや、冬に食べる鍋の楽しみは、夏は暑苦しく、冬は凍える寒さの「四季」の移り変わりがあるからこそ成り立つのです。

 

 

②適温のありがたみを知れる

 

基本暑いか寒いかの日本でも、年に数十日だけ、とっても穏やかで過ごしやすい気温の日があります。その時によく聞くのが「一年中こんな気温だったらいいのに」というセリフです。気持ちは分かりますが、僕はこれには反対です。

 

もし仮に、日本が一年中「適温」で過ごしやすい気候だったとします。そうなるとどうなるか。上で述べた“色々な経験ができなくなってしまう”という点以外にも、「適温」自体にありがたみを感じなくなってしまうというデメリットがあるのです。

 

たとえば、今あなたは“地球の重力が丁度いい具合に保たれている”ということに感謝の気持ちを抱いていますか?“適度な量の酸素が供給されている”ということにありがたみを感じていますか?

 

おそらくほとんどの人が、そういったものにありがたみを感じていないのではないでしょうか。それもそのはずで、重力や酸素は“適度であること”が当たり前だからです。人は、当たり前のものにはありがたさや感謝の気持ちを感じなくなってしまうのです。

 

なので、もしも日本の気候が一年中「適温」で素晴らしいものだったら、人は“気温が丁度いい具合に調整されている”ということにありがたみを感じなくなってしまうのです。そうなってしまうと、途端に世界が味気ないものになってしまうと思いませんか?

 

うだるような暑さと凍えるような寒さがあるからこそ、その合間に僅かに訪れる「適温」期間に人はありがたみを感じることができるのです。

 

 

③人生をドラマにすることができる

 

人の記憶法の一つに「エピソード記憶」というものがあります。エピソード記憶とは、体験した出来事の内容に加えて、その時の周りの空間や時間などの付随情報を合わせて記憶する記憶法です。

 

人は、大抵の感動した出来事や思い出は、この「エピソード記憶」で覚えています。受験勉強に耐えた日々は、寒かったという付随情報があるでしょうし、卒業や別れの時には、春の暖かい陽気があなたを包んでいた記憶があるはずです。

 

つまり、四季があるということは、それだけエピソード記憶が豊かになっていくということです!夏の暑さを感じれば、部活動に励んだ記憶や仲間と海ではしゃいだ記憶が呼び覚まされますし、秋の涼しさを感じれば、文化祭で暮らす一丸となった青春の日々を思い出します。

 

四季によって質の高いエピソード記憶が積み重なっていくことで、春の陽気や夏の暑さ、秋の涼しさや冬の寒さがトリガーとなって、「あのとき」のかけがえのない記憶が呼び起されるようになるのです。つまり、あなたの人生がそのまま“人生ドラマ”になっていくのです!

 

もしも四季が無ければ、日々過ごしていく中でそう簡単に思い出が呼び起されることは少なくなると思います。一年中空調で気温が完全管理された部屋に居ることを想像すれば分かりやすいでしょう。強烈な気候の入れ替わりこそが、あなたの人生をドラマのように豊かにしてくれるのです。

 

 

まとめ

 

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日本の四季は、気温的には非常に厳しく辛いものかもしれません。しかし、四季があることによって沢山の恩恵を享受できていることもまた事実です!

 

どうせ暑いのなら暑さを楽しんで、どうせ寒いのなら寒さを楽しんだ方が絶対にお得です。これからも末永く、日本の四季を存分に味わっていきましょう!

 

 

最後まで見てくれてありがとうございます。